休眠顧客の掘り起こし11の手法・7つの手順と5つのメリット・メール文面と架電トーク
休眠顧客を掘り起こす11の手法と7つの手順、5つのメリットまで徹底解説します。
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・休眠顧客を掘り起こす11の手法(一斉メール・架電・MAツールなど)
・リスト整備から商談化までの7つの手順(名寄せ・優先順位・文面)
・そのまま使えるメール文面と架電トーク(件名・切り返し・配信停止)
現場の営業担当者だけでなく、営業責任者必見の内容です。
「もっと詳しく教えてほしい」「これ、うちにも当てはまるかも」と思った方は、ぜひ営業のプロ集団「スタジアム」に無料で相談してください。
休眠顧客を掘り起こす11の手法
取引や商談が止まった相手への再接触の手法を、自社から仕掛けられるものに絞って11に整理しました。
メール・電話・紙と対面・デジタルの4チャネル別に、向く相手と手間の目安を紹介します。
【メールで接触する】
手法①:一斉メールで再案内する
眠ったままの顧客リストには、まず何を送ればよいのでしょうか。
最初の一手には、リスト全体に同じ文面を届ける一斉メールが適しています。
1回の配信で数百件に届き、開封や返信の有無で相手を仕分けられます。
少ない手間でリスト全体の反応をまず確かめたい、という忙しい営業現場の本音に最も合う入り口です。
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項目 |
向く相手 |
手間の目安 |
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再案内の配信 |
半年以上接触がない全リスト |
文面1本と送信リストの用意 |
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近況うかがいの配信 |
過去に商談まで進んだ相手 |
文面の一部を層別に差し替え |
一斉メールの役割は売ることではなく、動きのある相手を探す網の投げ込みにあります。
反応した相手だけを次の接触に回せば、電話や訪問の労力を節約できます。
配信前に、件名へ社名と用件を必ず入れてください。
誰から来たかわからないメールは、開かれないまま埋もれるのが現実です。
1回の配信で見込みを仕分けられれば、その後の動きは軽くなります。
開かなかった相手には、時間をかけて温め直す仕掛けが必要です。
手法②:ステップメールで温め直す
反応が薄い相手には、数回に分けて段階的に送るステップメールが向いています。
1通で売り込まず、役立つ情報から順に距離を縮めるやり方です。
1度の案内で返事が来ないまま、次の一手に迷って接触そのものが止まる状況は、どの現場でもよく見かけます。
・1通目:役立つ資料や事例の紹介だけに絞る
・2通目:よくある課題と解決の型を伝える
・3通目:個別相談や資料請求への案内を添える
温め直しの本質は、接触の口実を無理なく積み重ねることにあります。
配信ツールで一度組んでしまえば、その後は自動で回り続けます。
売り込みの要素は、最後の1通まで取っておいてください。
送る順番を決めてしまえば、あとは仕組みが連絡を続けてくれます。
それでも動かない大口の相手には、1通ずつ書く個別メールが有効です。
手法③:1to1メールで個別に送る
過去の取引金額が大きい相手には、1社ずつ文面を書く1to1メールを選びます。
宛名だけ変える差し込みではなく、過去のやり取りを本文に織り込む書き方です。
大口の相手ほど型どおりの案内では動かず、自社だけに宛てて書かれた1通かどうかを見抜きます。
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項目 |
やり方の例 |
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書き出し |
前回の商談で出た課題に触れる |
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本文 |
その課題に関する新しい情報を1つ添える |
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結び |
15分の近況共有を打診する |
1通に20〜30分かかるため、対象は取引金額の上位に絞ってください。
件数を欲張ると1通ごとの質が下がり、個別に書く意味が消えます。
手間の重さはそのまま、相手に伝わる本気度の重さです。
文字で届かない温度感は、声で伝える方法が補ってくれます。
【電話で接触する】
手法④:架電で状況をヒアリングする
電話の強みは止まった理由をその場で聞き出せる点にあり、答えにくい話題の温度感まで声から伝わります。
文面のやり取りだけでは本音が見えず、もどかしい思いをした担当者は少なくありません。
・売り込みではなく近況の確認から入る
・止まった理由を1つだけ聞いて深追いしない
・次に連絡してよい時期を必ず確かめる
冒頭からの提案は、休眠の相手には最も警戒されてしまいます。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
1件あたり数分でも件数はこなせないため、かける先はリストの上位から順に決めてください。
通話で得た生の理由は、リスト全体の打ち手を考える材料になります。
相手や自社で人が入れ替わった時期は、電話をかける格好のきっかけです。
手法⑤:担当者交代を機に連絡する
自社側の担当者が代わったタイミングは、休眠の相手に連絡できる自然な口実になります。
引き継ぎの挨拶という名目なら、売り込み色を出さずに接点を作り直せるのが利点です。
連絡したい気持ちはあっても、きっかけがなければ手は止まります。
休眠の多くは担当者同士の人間関係の断絶から生まれるため、人が代わる節目は関係を組み直す絶好の機会です。
着任の挨拶には、過去の取引への感謝を一言添えてください。
相手側の異動情報をつかんだときも、同じ型がそのまま使えます。
節目の挨拶は、断られても関係を傷つけない安全な一手です。
メールや電話で反応がない相手には、手元に残る紙のほうが届きます。
【紙と対面で接触する】
手法⑥:手紙とDMで印象を残す
紙の手紙やDMは、メールが埋もれる相手にこそ効きます。
開封率の高さと、手元に残る物理的な存在感が武器です。
メールを何通送っても反応がない相手には、届く経路そのものを変えるという発想が突破口になります。
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項目 |
向く相手 |
手間の目安 |
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手書きの手紙 |
役職者や決裁者に直接届けたい相手 |
1通ずつ書くため数を絞る |
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印刷のDM |
過去の購入者への新商品の案内 |
印刷と発送は外部委託で軽くできる |
受信箱の競争が激しいデジタルに比べ、紙の郵便はライバルが少ない経路です。
費用がかかるぶん、相手の記憶に残る時間は長くなります。
送る相手は、金額の大きい上位の見込みに限定してください。
印象を残した相手を直接呼び込む場として、小さな勉強会が使えます。
手法⑦:少人数の勉強会に招待する
売り込みの場ではなく学びの場への招待なら、休眠の相手も足を運びやすくなります。
5〜10名規模の勉強会やウェビナーが、招待の受け皿として手頃です。
商談の打診は断られ続けても、売り込みのない情報収集の誘いに乗ってくる相手が一定数存在します。
・テーマは自社商品ではなく業界の課題に置く
・過去に接点のあった相手だけに案内を絞る
・終了後に個別質問の時間を必ず設ける
案内は、時期尚早で止まった相手から先に送ってください。
検討を迫らないぶん、相手は安心して情報を取りに来られます。
学びの場で得た信頼は、後日の商談の入り口を広げる下地です。
会える場を作れなくても、商品側の変化そのものが再接触の口実になります。
手法⑧:新サービスの案内で再接触する
新サービスや機能追加の発表は、休眠の相手に堂々と連絡できる機会です。
「以前は合わなかったが今なら合う」という筋書きを作れます。
一度断られた相手に同じ商品を再び案内するのは気が引けますが、商品側が変わったなら話は別です。
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項目 |
例 |
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価格改定の案内 |
予算が理由で止まった相手が再検討に入る |
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新機能の発表 |
機能不足で断った相手への再提案が成り立つ |
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導入事例の追加 |
同業他社の事例が検討の後押しになる |
断られた理由と案内の中身は、1対1で対応させてください。
理由と無関係な新情報を送っても、相手には他人事のまま流れます。
断られた理由を記録してある会社ほど、この手法の精度は上がります。
個別の案内と並行して広く接点を保つ手段が、次の広告の仕組みです。
【デジタルで接触する】
手法⑨:リターゲティング広告を出す
リターゲティング広告(一度接点のあった相手を追いかけて表示する広告)は、営業が動かなくても接点を保てます。
休眠リストのメールアドレスを広告媒体に登録して配信する使い方です。
全件に人手で対応する時間は、どこの営業部門にもありません。
・SNSや検索媒体にリストを取り込んで配信する
・案内するのは商品ではなく資料や事例にする
・クリックした相手を営業の架電リストに回す
少額から試せる一方、リストが数百件ないと配信は安定しません。
規模の小さいリストなら、広告より人手の接触を優先してください。
広告は、人手の営業が届かない範囲を静かに埋める補完手段です。
さらに費用を抑えた接点づくりとして、SNSの日常運用があります。
手法⑩:SNSで接点を作り直す
会社や担当者のSNSアカウントは、休眠の相手と緩くつながり直す場になります。
投稿を見てもらえれば、売り込まずに近況を伝え続けられます。
電話もメールも重いと感じる相手とのちょうどよい距離感は、多くの担当者にとって悩みの種です。
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懸念点 |
対策の例 |
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投稿が続かず放置される |
週1本など無理のない頻度を先に決める |
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誰にも見られない |
過去の名刺の相手へつながり申請を送る |
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成果が測れない |
プロフィール経由の問い合わせ数だけ追う |
成果が出るまで時間はかかりますが、切れにくい関係を作れるのが持ち味です。
アカウントの放置はかえって印象を下げるため、続けられる頻度の設計が先決です。
投稿のうち1割だけを自社の事例や実績の紹介に充ててください。
ここまでの手法を人手で回しきれない規模なら、道具に選別を任せます。
手法⑪:MAツールで反応者を絞る
MAツール(見込み顧客への配信や反応の記録を自動化する仕組み)を使えば、温度の上がった相手だけを抽出できます。
数百件を超えるリストで、人手の限界を補うのが役目です。
全員に平等に当たる営業は、実際には誰にも深く当たることはできていません。
①休眠リストをツールに取り込み配信を設定する
②メールの開封やページ閲覧に点数を付ける
③点数が基準を超えた相手を営業に通知する
④通知された相手から順に架電する
道具に選別を任せれば、人は反応のあった相手との対話に集中できます。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
費用と設定の手間がかかるため、導入は件数が人手を超えてからにしてください。
11の手法を選ぶ前提として、そもそも誰が休眠顧客なのかの線引きが欠かせません。
次の視点の整理から、その線の引き方を確かめます。
休眠顧客とは何かを3つの視点で定義する
視点①:取引が止まった期間で分ける
何か月連絡がなければ、休眠顧客と呼ぶべきなのでしょうか。
実は、法律や業界団体による統一の定義はなく、期間は自社で決める数字です。
多くの企業は、最終取引や最終接触から6か月〜1年を目安に線を引いています。
基準がないまま、なんとなくリストを放置している会社も目立ちます。
一律の月数に意味がないのは、商材の購買サイクルが業種ごとに違うからです。
毎月購入される消耗品なら2〜3か月、年1回更新のシステムなら2年前後が目安。
実務では、自社の平均的な再購入間隔の2倍を超えたら休眠と扱う決め方が、最も運用しやすい基準です。
期間の線を1本引くだけで、リストは現役と休眠に仕分けられます。
取引前に止まった相手には、商談の段階という別の物差しを使います。
視点②:商談が止まった段階で分ける
一度も取引がない相手はどの段階で止まったかで分類し、止まった位置がわかれば再開の一手もおのずと決まります。
「休眠」とひとくくりにした瞬間に、打ち手まで1種類になりがちです。
・資料請求のあと動きが止まった:情報提供から再開する
・商談のあと連絡が途絶えた:提案内容の見直しから入る
・見積もり提示のあと止まった:価格や時期の再打診が向く
深く進んだ相手ほど、少ない力で商談に戻せるのが原則です。
止まった位置の記録は、掘り起こしの費用対効果を大きく左右します。
商談の末に明確に断られた相手は、休眠とは別の箱で管理する必要があります。
視点③:失注顧客との違いを分ける
休眠顧客と失注顧客の違いは、断りの意思表示があったかどうかにあります。
返事がないまま止まった相手と、比較検討の末に他社を選んだ相手は別物です。
両者を同じリストで管理し、的外れな案内を送る失敗は起きがちです。
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項目 |
休眠顧客 |
失注顧客 |
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状態 |
連絡が自然に途絶えた |
断りの意思表示があった |
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再接触の時期 |
期間の基準を超えたら随時 |
断られた理由が解消したとき |
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最初の一手 |
近況うかがいの軽い接触 |
状況変化を確かめる質問 |
失注の相手に新規向けの案内をうっかり送れば、せっかく薄れていた断った記憶を逆なでするだけです。
分けて管理する手間は、リストに1列足すだけで済みます。
リストの色分けができれば、次は商材との相性の確認です。
休眠顧客の掘り起こしに向く3つの商材
商材①:繰り返し買う継続型の商材
消耗品や更新契約のように繰り返し買われる商材は、掘り起こしと最も相性のよい部類です。
一度の再接触が、その後の継続購入まで連れてきます。
一方、単発売り切りの商材では同じ効果を見込みにくいのが実情です。
・消耗品や定期購入品:再開のきっかけだけで取引が戻る
・保守や更新の契約:契約切れの時期が接触の口実になる
・繰り返し発注される部材:発注先の見直し時期が狙い目
継続前提の商材なら、復活した1件の価値は初回の受注額にとどまらず、翌年以降の取引まで含めて膨らむ構造です。
その後の取引が続くぶん、掛けた労力は生涯の取引額で回収できます。
商材そのものに加えて、相手側の業界の事情も追い風になります。
商材②:担当者の交代が多い業界
発注担当者の異動や退職が多い業界は、休眠の発生も多いぶん掘り起こしの余地が大きめです。
前任者の代で止まった取引は、後任者への接触で息を吹き返します。
「担当が代わってから連絡が来なくなった」という止まり方は、営業の現場で最もよく聞く典型例です。
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業界の例 |
掘り起こしやすい理由 |
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官公庁・自治体向け |
2〜3年周期の人事異動で担当が入れ替わる |
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大手製造業向け |
部署異動が多く前任者の判断が引き継がれない |
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小売・外食チェーン向け |
店長や本部担当の交代で取引先が見直される |
人が入れ替わる業界では、休眠は失敗ではなく定期的に起きる現象です。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
だからこそ、交代を検知して動く仕組みの価値が高くなります。
相手の予算の動き方も、掘り起こしの成否を分ける要素です。
商材③:導入時期が予算に左右される商材
予算の時期に導入が左右される商材も、掘り起こしに向いています。
「今期は予算がない」で止まった相手は、翌期の予算編成期に戻る候補だからです。
予算切れの断りを最終的な拒否と受け取り、放置する例は後を絶ちません。
官公庁なら年度末前の1〜3月、3月決算の民間企業なら予算を組む1〜2月が再接触の好機。
断られた時期と理由を記録しておけば、翌年の同じ時期には確度の高い再接触リストがひとりでにできあがります。
時期を合わせるだけで、同じ文面でも返ってくる反応は変わります。
予算理由の休眠は、原因の中で最も復活させやすい部類です。
向く商材を確かめたら、そもそもなぜ顧客が眠るのかを押さえます。
休眠顧客が生まれる5つの原因
原因①:担当者が異動や退職で変わった
順調だった取引が、なぜ音もなく止まってしまうのでしょうか。
最も多い原因は、どちらかの担当者が異動や退職で代わったことです。
取引は会社同士の契約でも実際の関係は個人と個人で成り立つため、担当者の交代がそのまま接点の消滅につながります。
引き継ぎ資料に「継続すべき連絡先」まで書かれる例は、ほとんどありません。
・自社側の交代:後任が過去の顧客まで引き継がない
・相手側の交代:後任が既存の発注先を見直す
・双方の交代:接点そのものが消えて自然消滅する
人の入れ替わりで消えた取引は、人が接点を作り直せば戻せます。
相手ではなくお金の都合で止まる場合も、同じくらいあります。
原因②:予算の時期が合わなかった
提案の時期と相手の予算編成の時期がずれると、検討は止まります。
商品への評価が高くても、財布が開かない時期には決まりません。
「よい提案だが今期は見送り」という返事は、時期の読み違いが招くすれ違いの典型的なかたちです。
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課題 |
対処法の例 |
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予算の時期を知らずに提案した |
初回商談で予算の決まる月を必ず聞く |
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見送り後に連絡を絶ってしまった |
翌期の編成期の1〜2か月前に再接触する |
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見送りの理由を記録していない |
断り文句を原文のままリストに残す |
時期ずれの休眠は、断られたのではなく順番が来ていないだけです。
待ち方さえ設計すれば、この層は最も安定した見込み源になります。
相手が静かに他社へ移っていた場合は、事情がまったく違います。
原因③:他社に切り替えられた
連絡が途絶えた裏で、相手が競合に乗り換えている場合があります。
切り替えを知らせる義務は相手にないため、こちらには沈黙としか映りません。
気づいたときには他社のサービスがすっかり定着していた、という悔しい経験は多くの営業が味わっています。
・価格や条件で競合が上回った
・不満を伝える前に見切りをつけられた
・相手の新しい担当者が付き合いのある会社を選んだ
狙い目は、切り替え先への不満が表に出やすい契約更新の時期です。
乗り換えた相手も、移った先に不満が出れば戻る候補に変わります。
相手の事情ではなく、自社の接触が止まって眠らせた例も見逃せません。
原因④:こちらの接触が止まった
休眠の原因が自社側にある例は、想像よりずっと多くあります。
受注後のフォローや定期連絡が途切れ、相手の記憶から静かに消えるのが典型です。
新規の追客に追われるうち、既存の相手への連絡が後回しになる状況は、どの営業組織でも起きています。
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項目 |
具体例 |
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納品後の放置 |
導入支援が終わった途端に連絡が年1回になる |
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担当の兼務 |
新規と既存を1人で追い既存が後回しになる |
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記録の欠落 |
最終接触日が記録されず放置に気づけない |
自社起因の休眠は、責任の所在が明確なぶん対策も打ちやすい部類です。
接触の仕組みを直せば、掘り起こしと同時に再発まで防げます。
最後に残るのが、相手の社内で優先度が下がる場合です。
原因⑤:導入の優先度が下がった
相手の社内で別の課題が浮上し、検討の優先度が下がって止まる例も定番です。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
断られたわけではなく、順番待ちの列の後ろに回されただけの状態。
「検討します」のまま半年が過ぎる案件は、どの営業のリストにも眠っています。
企業の予算と人手には限りがあり、緊急度の高い課題から順に着手されます。
システム刷新の検討が、突発的な人手不足への対応で1年後回しになる、という具合です。
優先度は相手の状況次第で再び上がるため、細く定期的な接触を続けながら順番が回ってくるのを待ちます。
優先度起因の休眠は、拒否ではなくただの保留にすぎません。
原因の見立てがついたら、掘り起こしに動く価値を数字の面から確かめます。
休眠顧客の掘り起こしで得られる5つのメリット
メリット①:新規開拓より獲得単価が安い
掘り起こしは、新規開拓と比べてどれほど費用を抑えられるのでしょうか。
結論として、休眠顧客の掘り起こしは新規開拓より低い費用で商談を作れます。
ゼロから相手企業を探し、初対面の挨拶から信頼を積み上げる長い工程を、まるごと省けるからです。
広告費と人件費が膨らむ一方の新規開拓に、限界を感じる責任者は増えています。
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項目 |
メリット |
得られる状態 |
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リスト費用 |
手元の名刺と記録で始められる |
外部からリストを買う費用が浮く |
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接触効率 |
社名を知る相手から始められる |
前置きが省け商談化までが速い |
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資料の流用 |
過去の提案資料を再利用できる |
提案書や事例を作り直さずに済む |
金額の差は商材によりますが、工程が減るぶん費用が軽くなる構造は共通です。
同じ商談数を作るなら、掛かるお金と時間は掘り起こしに分があります。
費用だけでなく、商談そのものの進めやすさにも差が出ます。
メリット②:商材の基本説明を省ける
一度説明を聞いた相手には、商品の基本説明を繰り返す必要がありません。
会話は「何が変わったか」「今どうか」から始められます。
初対面の相手への基本説明に商談時間の大半を使う徒労感は、新規営業にどうしても付いて回ります。
・商品の概要説明を飛ばし課題の話から入れる
・過去の提案資料は差分の更新だけで再利用できる
・専門用語の前提が通じ会話の密度が上がる
説明を省けたぶんの時間は、相手の現状を聞く時間に回せます。
聞く時間が増えるほど、提案の精度は自然に上がります。
会話の下地に加えて、手元に残る商談の記録も強力な資産です。
メリット③:過去の商談記録が使える
休眠の相手には、過去の商談で得た情報という資産が残っています。
課題・予算感・決裁の流れを知ったうえで、再提案を組み立てられます。
新規の相手が同じ情報を明かすまでには、数回の商談と数か月の関係づくりが必要というのが相場です。
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項目 |
メリット |
得られる状態 |
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課題の記録 |
相手の困りごとを既に知っている |
初回から的を絞った提案ができる |
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決裁の記録 |
誰が決めるかを把握している |
決裁者に届く資料を最初から作れる |
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断りの記録 |
前回の障害がわかっている |
同じ理由で二度落ちるのを防げる |
記録という資産は、使わなければただの過去のデータのままです。
掘り起こしは、眠っていた記録に二度目の働きをさせる施策でもあります。
記録は攻めるだけでなく、商品や体制の弱点を映す鏡にもなります。
メリット④:解約理由を改善に回せる
掘り起こしの過程で聞ける「離れた理由」は、商品改善の一次情報です。
アンケートより率直な声が、対話の中で自然に集まります。
解約や離反の本当の理由を、去り際にわざわざ時間を割いて話してくれる顧客はめったにいません。
・価格への不満が多ければ料金プランを見直せる
・サポート起因の離反は体制強化の根拠になる
・競合に負けた理由は商品開発の優先度を変える
離れた理由の蓄積は、次の解約を減らす予防策そのものです。
売上の回復と商品の改善が、1つの施策で同時に進みます。
こうした中長期の効果に加え、短期の売上への即効性も見逃せません。
メリット⑤:短期間で売上を作れる
掘り起こしは、着手から成果までの期間が短い施策です。
信頼構築が済んでいる相手が対象のため、検討が速く進みます。
四半期内にあと一歩の数字が要る場面では、商談化まで数か月かかる新規開拓はどうしても間に合いません。
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項目 |
例 |
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商談化までの期間 |
新規の数か月に対し数週間で商談に戻る例がある |
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稟議の速さ |
過去に稟議を通しかけた相手は社内手続きが速い |
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初動の速さ |
リストと文面があれば当日から着手できる |
即効性があるからこそ、期末の帳尻合わせだけに使うのはもったいない施策です。
平時から回し続ければ、四半期ごとの安定した商談源に育ちます。
メリットを押さえたところで、実行の順番を7つの手順に整理します。
休眠顧客の掘り起こしを進める7つの手順
手順①:対象とする休眠の定義を決める
最初の手順は、何か月止まったら休眠と呼べるかの線引きです。
基準の決め方には、先に紹介した定義の3視点(期間・段階・失注との違い)がそのまま使えます。
手順②:リストを集めて整える
次に、名刺やCRM(顧客情報の管理システム)に散らばった顧客情報を、1本のリストにまとめ直します。
具体的な5つの作業は、後述のリスト整備の章で手順ごとに説明します。
手順③:確度に応じた優先順位を付ける
3番目に、全件へ同じ力をかけるのではなく、戻る見込みの高い順にリストを並べ替える工程を挟みます。
判断に使う4つの軸は、このあとの優先順位の章で詳しく扱います。
手順④:相手に合う接触手段を選ぶ
4番目に、優先度の高い相手から順に、メール・電話・紙・デジタルのどの経路で当たるかを決めます。
選び方の目安は、冒頭で紹介した11の手法の向く相手が参考になります。
手順⑤:文面と台本を用意する
5番目の手順は、送る文面と話す台本の作り込みです。
そのまま使える型は、後述のメール文面の章と架電トークの章に、コピーできる全文を載せました。
手順⑥:接触して反応を記録する
6番目に、送った・話した・断られたの結果を1件ずつ記録に残します。
ここで積み上げた記録が、後述の効果測定の指標と、再休眠を防ぐ打ち手の両方を支える土台になります。
手順⑦:反応から商談化を判定する
最後に、反応のあった相手を商談へ進めるかどうかを、あらかじめ決めた基準に沿って判定します。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
判定の基準を先に決めておくほど、商談化の可否は担当者ごとにぶれにくくなります。
ただし7つの手順は、元になるリストが粗いままでは精度が上がりません。
休眠顧客リストを整える5つの作業
作業①:名刺とCRMの情報を集める
散らばった顧客情報は、どこから集めればよいのでしょうか。
最初の作業は、社内に点在する顧客情報の棚卸しです。
名刺・CRM・メールの送信履歴・請求記録の4か所を当たれば、大半は集まります。
退職した営業の机の中とパソコンにだけ顧客情報が残っている会社は、実のところ意外なほど多くあります。
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項目 |
やり方の例 |
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名刺 |
スキャンアプリで読み取りデータ化する |
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CRMと販売記録 |
最終取引日つきで一括出力する |
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メール履歴 |
営業部門の送信先を一定期間分抽出する |
集める場所を先に4か所と区切っておくと、棚卸しは数日で終わる作業に変わります。
範囲を決めない棚卸しは、完璧を求めて永遠に終わりません。
集めた直後のリストには、使えない行が必ず混ざっています。
作業②:重複と退職者を取り除く
集めたリストから、同一人物の重複と退職済みの相手を取り除きます。
汚れたままのリストは、配信エラーと二重連絡の温床です。
同じ相手に別々の担当者からばらばらの案内が届く事故は、会社そのものの信用を直接傷つけます。
①会社名と氏名でリストを並べ替え重複を探す
②同一人物の行は最新の情報だけ残して統合する
③配信エラーの履歴がある宛先に印を付ける
④相手企業のサイトで在籍の怪しい人を確かめる
この掃除だけで、後工程の無駄打ちは目に見えて減ります。
きれいになったリストには、時間の情報を書き込む作業が続きます。
作業③:最終接触日を入れ直す
1件ごとに、最後に接触した日を調べて入れ直します。
休眠かどうかの判定も優先順位も、この日付が起点です。
最終接触日の欄が空白のまま何年も運用されているCRMは、実務の現場でよく見つかります。
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項目 |
やり方の例 |
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メール履歴 |
最後の送受信日を宛先ごとに検索する |
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商談記録 |
最終の議事メモの日付を転記する |
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請求記録 |
最後の請求月を取引終了日とみなす |
日付が1列そろうだけで、リストは時間軸で並べ替えられる道具に変わります。
時間の次は、中身の濃さを決める過去の経緯の紐づけです。
作業④:過去の商談内容を紐づける
各社の行に、過去の商談の要点を短く書き添えます。
「何を提案し、なぜ止まったか」の2点だけで十分です。
経緯を知らずにかけた電話は、「この会社は調べてもいない」という失望とともに相手へ伝わります。
・提案した商品と金額の概算を1行で残す
・止まった理由を断り文句の原文のまま残す
・当時の担当者名と関係の深さをメモする
経緯の1行があるかないかで、再接触の文面と台本の質は大きく変わります。
仕上げには、そもそも連絡してよい相手かの確認が残っています。
作業⑤:連絡可否の状態を記録する
最後の作業は、連絡してよい相手かどうかの記録です。
配信停止を申し出た相手への再送信は、法律上の義務違反と会社の信用失墜の両方に直結します。
過去の配信停止の申し出が、担当者の記憶にしか残っていない会社もあります。
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項目 |
具体例 |
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配信停止の申し出 |
過去の停止依頼を検索し該当行に印を付ける |
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明確な拒否 |
「今後連絡不要」の記録がある相手を除外する |
|
送信不能 |
エラーが続く宛先を別リストに隔離する |
可否の記録は、攻めの道具である前に会社を守る盾です。
リストが整ったら、どこから当たるかの順位付けに進みます。
休眠顧客に優先順位を付ける4つの軸
軸①:過去の取引金額の大きさ
最初の軸は、過去の取引金額や提案金額の大きさです。
復活したときの売上が大きい相手から当たるのが基本線になります。
全件を上から順に当たって途中で力尽きる失敗は、掘り起こしの現場で繰り返されてきた定番です。
・取引実績のある相手は年間取引額で並べる
・受注前の相手は提案金額や想定規模で並べる
・上位2割に人手を、残りに自動の配信を割り当てる
金額で並べ替えるだけで、同じ労力から生まれる売上の期待値は変わります。
金額が同じ相手同士なら、次は時間の近さで差を付けます。
軸②:最終接触からの経過期間
2つ目の軸は、最後の接触からの経過期間です。
最後の接触から期間が短い相手ほど記憶が残っており、復活の見込みも高めです。
金額では劣る最近の中口が、昔の大口より先に戻ってくるという逆転は、実際のリストで頻繁に起きます。
|
経過期間 |
扱いの目安 |
|
6か月〜1年 |
最優先で個別に接触する |
|
1〜2年 |
ステップメールで温めつつ個別接触を混ぜる |
|
2年超 |
一斉配信で反応のある相手だけ拾う |
時間の軸を重ねると、リストの中のまだ温かい層を見分けられます。
期間と並んで大切なのが、止まった理由が今も残っているかです。
軸③:止まった理由の解消度
3つ目の軸は、休眠の原因が現在は解消されているかどうかです。
原因が消えた相手は、接触すれば高い確率で検討の席に戻ります。
止まった理由を無視した再接触は、前回と同じ断り文句をもう一度聞くだけの結果に終わりがちです。
・価格が理由なら:値下げや新プランの有無で判断する
・機能不足が理由なら:その機能の追加状況で判断する
・担当交代が理由なら:後任の在籍がわかれば優先する
解消済みの相手から当たれば、施策の初動で成功体験を作りやすくなります。
最後の軸は、相手の財布が開く時期との距離です。
軸④:今の予算時期との近さ
4つ目の軸は、相手の予算編成の時期との近さです。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
どれほど有望な相手でも、予算が動かない時期の接触は空振りに終わります。
提案の中身では負けていないのに時期のずれで見送られた悔しさは、営業なら誰もが覚えています。
BtoBの購買は予算の枠が先に決まり、枠のない提案は翌期送りになるからです。
3月決算の企業なら、予算を組む1〜2月の少し前に接触するのが定石です。
決算月はリスト整備の段階で調べて入れておくと、この軸はすぐに使えます。
4つの軸の掛け合わせが、限られた人手をどこへ投下するかの決め手です。
順位が決まったら、実際に送る文面の用意に移ります。
休眠顧客に送るメール文面の3つの型
文面①:担当者交代を伝える型
最も送りやすい再接触のきっかけが、担当交代の挨拶です。
売り込みの色がないぶん、相手も返信の負担を感じにくくなります。
久しぶりの連絡ほど、口実選びに悩んで手が止まりがちです。
なお名刺交換をした相手や取引関係のある相手には、同意がなくても案内を送れる場合があります。
それでも送信者の氏名や社名の表示と、配信停止の導線の設置は、義務として残る点に注意が必要です。
相手が会社ではなく個人の場合は、この例外の範囲が狭くなることも覚えておきましょう。
(参考:総務省|特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)
以下の文面は、社名と名前を入れ替えるだけでそのまま使えます。
件名:担当交代のご挨拶【株式会社○○ 佐藤】
株式会社△△ □□様
いつもお世話になっております。
株式会社○○の佐藤と申します。
このたび前任の田中に代わり、貴社の担当になりました。
以前ご相談いただいた件のその後も気になり、ご挨拶を兼ねてご連絡いたしました。
もしよろしければ、15分ほどオンラインでお時間をいただけますと幸いです。
来週以降でご都合のよい日時を、2つほどお知らせください。
株式会社○○ 営業部 佐藤一郎
所在地:東京都○○区○○1丁目2番3号
電話:03(1234)5678
本メールの配信停止をご希望の場合は、その旨をご返信ください。
交代の挨拶なら、断られた場合でも相手との関係はほとんど傷つきません。
伝えられる交代がないときは、次の新サービスを案内する型が代わりになります。
文面②:新サービスを案内する型
休眠中に自社側で起きた変化は、それ自体が堂々と連絡できる口実です。
合わなかった相手に何を送るかで、頭を抱える必要はありません。
この型では、休眠後に加わった変化を2点だけ選んで伝えます。
変化をあれもこれもと盛り込んだ案内は、結局売り込みと見なされて読まれずに終わるのが実情です。
返信の依頼は、一言で済む形まで軽くするのがコツです。
件名:○○サービスの新機能のご案内【株式会社○○】
株式会社△△ □□様
ご無沙汰しております。
株式会社○○の佐藤です。
以前ご検討いただいた○○サービスに、この1年で2つの変化がありました。
1つ目は、当時ご要望のあった□□機能の追加です。
2つ目は、初期費用を抑えた新プランの開始です。
ご検討いただいた内容に関わる変更のため、改めてご案内いたしました。
詳しい資料をご希望の場合は「資料希望」とだけご返信ください。
株式会社○○ 営業部 佐藤一郎
所在地:東京都○○区○○1丁目2番3号
電話:03(1234)5678
今後のご案内が不要な場合は「配信停止」とご返信いただければ、すぐに停止いたします。
変化を2点に絞った案内は、押し売りの気配を消しながら進歩を示せる書き方です。
過去に具体的な提案まで進んだ相手なら、次の提案を持ち出す型のほうが早く響きます。
文面③:過去の提案を持ち出す型
過去に提案まで進んだ相手には、その提案を再び持ち出すのが近道です。
ゼロからの説明を省ける相手は、休眠リストの中でも特に価値の高い層に当たります。
この型は3つの中で最も長く、当時の経緯から現在の条件の変化までを丁寧に書き込むのが特徴です。
その分、相手への依頼は「あり」の一言だけまで軽くして釣り合いを取ります。
件名:昨年ご提案いたしました○○の件でご連絡です
株式会社△△ □□様
大変ご無沙汰しております。
株式会社○○の佐藤です。
昨年○月に、△△の課題に対して○○のご提案をいたしました。
当時は予算の時期が合わず、見送りとなったと記憶しております。
その後の貴社のご状況を、勝手ながら気にかけておりました。
現在は同等の内容を、より導入しやすい条件でご用意できるようになっております。
具体的には、最低契約期間の短縮と、導入時の設定支援の無償化の2点です。
もし再検討の余地がわずかでもあれば、「あり」とだけご返信いただけますと幸いです。
ご返信をいただけた場合のみ、当時の提案を今の条件で作り直してお送りいたします。
株式会社○○ 営業部 佐藤一郎
所在地:東京都○○区○○1丁目2番3号
電話:03(1234)5678
今後のご案内が不要な場合は、お手数ですが「配信停止」とご返信ください。
「あり」の一言だけを求める依頼は、断られる痛みも相手の負担も最小限で済みます。
文字で反応が取れない相手には、声で届ける架電という手段が残っています。
休眠顧客への架電で使う3つのトーク
トーク①:状況確認から入るトーク
架電の基本形は、売り込みではなく近況をたずねる形から入るトークです。
台本のない電話は想定外の一言で沈黙しがちなため、受付から締めくくりまでそのまま読める形にしました。
①受付突破:「○○株式会社の佐藤と申します。以前お取引のあった□□様はいらっしゃいますか。」
②本人へ:「ご無沙汰しております。○○の佐藤です。その後の状況をお伺いしたく、お電話いたしました。」
③用件:「以前は△△の件でお世話になりました。現在も同じ体制で運用されているか、1点だけ教えていただけますか。」
④クローズ:「ありがとうございます。最新の状況に合わせた資料をお送りしますので、後ほどメールをご確認いただけますと幸いです。」
「今は必要ない」と返されたときの切り返しも決めておきます。
「では半年後に一度だけ、状況確認のご連絡を差し上げてもよろしいですか。」
近況をたずねる形なら、相手は売り込みへの防御を解いたまま話せます。
渡せる材料が手元にあるときは、次の情報提供から入るトークが有効です。
トーク②:情報提供から入るトーク
相手に渡せる情報を先に用意してから掛けるのが、この型の肝です。
もらうだけの電話は嫌われますが、相手の役に立つものを渡す電話は最後まで話を聞いてもらえます。
調査資料や事例集など、無料で渡せる材料を1つ作ってから受話器を取りましょう。
①受付突破:「○○株式会社の佐藤です。□□様に、業界の調査資料の件でご連絡しました。お取次ぎいただけますか。」
②本人へ:「ご無沙汰しております。同業のお客様の間で関心の高いテーマをまとめた資料ができたため、ご連絡しました。」
③用件:「△△業界の□□に関する事例集です。費用はかかりませんので、メールでお送りしてもよろしいですか。」
④クローズ:「ではメールアドレスの確認だけお願いします。お読みいただいたころに、改めてご感想を伺います。」
「資料だけ送って」とかわされた場合は、次の一言で接点を残します。
「では、お送りした翌週に1点だけ補足のお電話を差し上げてもよろしいですか。」
先に価値を渡す電話は、2回目以降の接触の口実まで同時に作れます。
そもそも話す相手がいなくなっている場合は、次の担当者を聞き直すトークで入り直します。
トーク③:担当者を聞き直すトーク
窓口だった人が既にいない相手には、後任を教えてもらう形から入り直します。
宛先のわからない電話が門前払いになるのは当然の防御なので、紹介を依頼する形に変えて受付を味方に付けます。
①受付突破:「○○株式会社の佐藤と申します。以前□□様にお世話になっており、後任の方をご紹介いただきたくお電話しました。」
②本人へ:「初めてご連絡いたします。前任の□□様の際に、△△の件でお取引がございました。」
③用件:「当時の経緯を簡単にご説明し、今も御社のお役に立てる点があるか確認させていただけますか。」
④クローズ:「お忙しいところありがとうございました。まずは当時の資料をメールでお送りします。」
「取り次げない」と断られたら、こう切り返します。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
「では資料を郵送しますので、ご担当部署の名称だけ教えていただけますか。」
後任への接触は、休眠の最大原因である担当交代をその場で解消できます。
ここまでの型をそろえても成果が出ないときは、次に挙げる5つの理由が潜んでいます。
休眠顧客の掘り起こしがうまくいかない5つの理由
理由①:停止導線なしで一斉送信する
うまくいかない筆頭の理由が、配信停止の導線を付けない一斉送信です。
これは成果が出ない以前に、法律上の義務を欠いた状態です。
悪気がないまま送信者としての義務を満たせていない会社が、掘り起こしの実務ではいまだに目立ちます。
|
課題 |
対処のしかた |
|
停止の導線がない |
配信停止の依頼方法を本文末尾に必ず入れる |
|
送信者の情報がない |
社名・所在地・連絡先を署名に明記する |
|
停止依頼の放置 |
依頼を受けたら即日リストから外す |
導線の1行は、送る側の会社を守る保険でもあります。
導線があっても、全員に同じ文面を送ると次の理由でつまずきます。
理由②:全件に同じ文面を送る
2つ目の理由は、休眠の経緯を無視した全件同一の文面です。
担当交代で休眠した相手と、価格で見送った相手に響く言葉は違います。
リストの件数が多くなるほど、経緯の違いを無視してまとめて一斉に送りたくなる誘惑が強く働きます。
・担当交代が原因の相手には挨拶型の文面を送る
・価格が原因の相手には条件の変化を伝える
・理由が不明の相手には近況をたずねる軽い文面にする
文面を3種類に分けるだけでも、反応の質は同一文面と大きく変わります。
分け方を誤り、1通目から提案を押し込む形になるのが次の理由です。
理由③:初回から売り込みに入る
3つ目の理由は、久しぶりの連絡の1通目から始まる売り込みです。
沈黙していた相手からの突然の提案は、警戒心しか生みません。
期末の数字を追っている時の焦りは、自分で思っている以上にはっきりと文面へにじみ出てきてしまいます。
|
懸念点 |
対策 |
|
1通目で商品を提案してしまう |
1通目は挨拶と近況の確認に徹する |
|
割引や期限で急かしてしまう |
役立つ情報の提供から関係を作り直す |
|
状況を確かめずに提案する |
返信や反応を待って段階的に進める |
順番を挨拶・情報・提案の3段階に分ければ、警戒は自然に薄れます。
段階を踏むには、誰に何を送ったかの記録が欠かせません。
理由④:記録を残さず同じ連絡を重ねる
4つ目の理由は、接触の記録を残さないまま連絡を重ねる運用です。
記録がないと、同じ相手に同じ案内を二度三度と送ってしまいます。
同じ会社へ別々の担当者がほぼ同時に電話をかけてしまう事故も、記録不足の職場で起きがちな典型例です。
・接触した日付と手段を1件ずつリストに書き込む
・相手の反応を反応あり・なし・拒否の3区分で残す
・次に連絡してよい時期をその場で決めて記録する
記録は手間に見えて、二重連絡という最大の失礼を防ぐ仕組みです。
記録が整うと、諦めの早さという最後の理由も数字で見えてきます。
理由⑤:1回の接触で判断して止める
1度反応がなかった相手は、もう見込みなしと言い切れるのでしょうか。
実際には、1回の無反応はタイミングの問題である場合がほとんどです。
たまたま忙しい週だった相手を、リストから永久に外すのは早すぎます。
実務では、手段を変えながら3回まで接触する設計が現実的です。
1回目はメール、2回目は電話、3回目は郵送と順に切り替えれば、同じ相手でもしつこさを抑えられます。
3回で反応がなければ、半年後の再挑戦に回すと決めて区切りを付けます。
回数を先に設計しておけば、担当者の性格に成果が左右されません。
つまずきを避けたら、次は成果を数字で確かめる方法です。
休眠顧客の掘り起こしの効果を測る5つの指標
指標①:到達率でリスト鮮度を測る
最初に見る数字は、送った案内が相手に届いた割合を示す到達率です。
そもそも届いていない案内は、文面をどれだけ練り直しても読まれず、成果には一切つながりません。
一般に、送信数に対する到達数の割合で計算します。
・エラーで戻った件数を送信数から差し引いて確かめる
・到達の割合が低いときはリストの鮮度を疑う
・エラーの多い宛先は配信先から外して割合を保つ
到達率は、リスト整備の質をそのまま映す数字です。
届いたあとの手応えは、次の反応率で測ります。
指標②:反応率で文面と台本を検証する
2つ目の数字は、届いた案内にどれだけ反応があったかを示す割合です。
開封・返信・通話成立など、手段ごとに反応の定義を決めて数えます。
反応の定義を決めずに数え始めると、担当者ごとに数字の意味がずれて、後から比較できなくなります。
|
指標 |
計算のしかた |
見方の目安 |
|
開封の割合 |
開封数を到達数で割る |
件名の良し悪しを判断する |
|
返信の割合 |
返信数を到達数で割る |
文面と依頼の軽さを判断する |
|
通話成立の割合 |
会話できた数を架電数で割る |
台本と時間帯を判断する |
反応率を分解して見ると、直すべき場所が件名か文面かまで絞れます。
反応の先で本当に見るべき数字が、次の商談化率です。
指標③:商談化率で反応の中身を見る
3つ目の数字は、反応のあった相手が商談まで進んだ割合です。
掘り起こしの目的は反応集めではなく、商談の場を作ることにあります。
反応は多いのに商談がいっこうに増えないなら、文面で頼む中身がずれているという見直しの合図です。
・商談の定義を日時を決めた打ち合わせと固定する
・商談化した数を反応数で割って計算する
・文面の型別に比べてどの型が商談に強いかを見る
型別の商談化率を並べると、勝ち筋の文面が数字で特定できます。
商談の先にある最終成果は、次の復活受注率で確かめます。
指標④:復活受注率で最終成果を追う
4つ目の数字は、休眠から受注まで戻った割合を示す復活受注率です。
この数字が、掘り起こし施策全体の最終成績にあたります。
月末の集計だけで終わらせず、四半期ごとの推移まで合わせて追いかけると、変化の兆しに早く気づけます。
|
指標 |
計算のしかた |
|
復活受注率 |
受注数を接触した休眠顧客数で割る |
|
平均受注額 |
復活案件の受注額の合計を受注数で割る |
|
受注までの期間 |
初回接触から受注までの日数を平均する |
初回接触から受注までの日数を測っておくと、翌期の売上予測にも流用できます。
最後は、その成果をいくらで買えたかという獲得単価です。
指標⑤:獲得単価で新規と費用を比べる
5つ目の数字は、受注1件あたりにかかった費用を示す獲得単価です。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
掘り起こしの費用対効果は、この数字で初めて新規開拓と比べられます。
計算は、かけた費用の合計を受注数で割るだけと単純です。
たとえば1か月に20万円の費用をかけて2件受注できたなら、獲得単価は1件あたり10万円になります。
同じ商材の新規開拓の単価と並べれば、安さを具体的な金額で示せます。
獲得単価の実績は、翌期の予算を確保するうえで最も強い説得材料です。
数字で効果をつかんだら、次は起こした顧客を再び眠らせない工夫です。
休眠顧客を再び眠らせない4つの打ち手
打ち手①:定期的な情報提供を続ける
再休眠を防ぐ1つ目の打ち手は、売り込みを伴わない定期的な情報提供です。
接触が途切れた瞬間から、顧客は再び眠り始めます。
一度掘り起こした関係も、接触を放置すればわずか数か月で元の休眠状態へ静かに戻ってしまいます。
|
項目 |
やり方の例 |
|
メールマガジン |
月1回、業界の動向や事例を届ける |
|
活用情報の送付 |
導入企業の使い方を四半期ごとに紹介する |
|
年間の挨拶 |
年始や期初に近況をたずねる連絡を入れる |
定期接触は、思い出してもらう努力を個人の記憶から仕組みへ移す打ち手です。
仕組みで拾いきれない個別の相手には、次の時期の記録が効きます。
打ち手②:次回の接触時期を記録する
2つ目の打ち手は、次に連絡する時期をその場で決めて記録する運用です。
「またそのうち」で終わった約束は、ほぼ確実に消えます。
先送りにした連絡ほど日々の業務の波に深く埋もれ、いつの間にか思い出せない約束へと変わっています。
①商談や通話の終わりに次の連絡時期を口頭で合意する
②合意した日付をCRMや表計算ソフトに書き込む
③期日が近づいたら通知が出る設定にしておく
④連絡を済ませたら結果と次の時期をまた記録する
時期の記録は、記憶力ではなく仕組みで関係を保つ方法です。
相手側で起きる変化には、次の異動の追跡で備えます。
打ち手③:担当者の異動を追いかける
3つ目の打ち手は、担当者の異動や退職を追いかける体制づくりです。
担当交代による休眠は、放置すれば何度でも起こります。
気づいたときには後任の担当者と競合他社の関係ができあがっていた、という後悔は取り返しが利きません。
|
項目 |
やり方の例 |
|
異動期の確認 |
春と秋に主要顧客の担当者の在籍を確かめる |
|
署名の変化 |
メール署名の部署名や役職の変化を見逃さない |
|
発表の確認 |
相手企業の人事の発表を定期的に確認する |
異動を先に察知できれば、後任への挨拶で関係を切らさずに済みます。
日々の対応まで含めた仕上げが、次のフォローの型化です。
打ち手④:購入後のフォローを型にする
4つ目の打ち手は、購入後のフォローを担当者任せにしない型化です。
個人の裁量に任せたフォローは繁忙期に真っ先に削られ、その結果が数か月後の静かな休眠として返ってきます。
・購入1週間後に使い始めの状況を確認する
・1か月後に活用の度合いと困りごとを聞き取る
・3か月後に成果の確認と次の提案の種を探す
時期を固定した型にすれば、誰が担当でも同じ質のフォローが回ります。
ここまでを自社だけで担うのが難しければ、外部委託という道があります。
休眠顧客の掘り起こしを外部に任せる3つの範囲
範囲①:リスト整備だけ任せる
外部への委託は、どの作業から試すのがよいのでしょうか。
最初の候補は、判断をほとんど伴わない作業であるリスト整備です。
社内に眠る情報を渡すだけで始められるうえ、仮に合わなくても本業への影響が小さい範囲だからです。
|
項目 |
任せられる内容 |
|
データ化 |
名刺や紙資料の入力とデータ化 |
|
名寄せ |
重複の統合と表記の統一 |
|
情報の更新 |
在籍確認と最終接触日の入れ直し |
整備だけの委託でも、社内の営業時間は接触活動へ振り向けられます。
整ったリストを動かす部分まで任せるのが、次の範囲です。
範囲②:架電とメール送信を任せる
2つ目の範囲は、架電とメール送信という接触の実行部分の委託です。
文面と台本に目を通して承認する役割は自社に残し、実際に手を動かす部分だけを外部へ任せます。
丸投げにしない線引きが、委託の成否を分けます。
・文面と台本の最終承認は自社で行う
・接触の結果は週次で報告を受ける
・反応のあった相手は自社の営業へ引き継ぐ
実行の委託は、架電に割ける人手がない会社ほど効果の大きい範囲です。
反応後の対応まで含めた最も広い範囲が、次の商談化までの委託です。
範囲③:商談化まで一括で任せる
3つ目の範囲は、接触から商談の設定までを一括で任せる委託です。
インサイドセールス(電話やメールで商談を作る内勤営業)の支援会社が、この範囲の主な担い手です。
自社の営業は、設定された商談での提案と受注に集中できます。
|
項目 |
内容 |
|
支援の範囲 |
リスト整備から商談の日程調整までを一括で担う |
|
自社の役割 |
設定された商談での提案と受注に集中する |
|
契約の要点 |
活動記録と得られた知見を受け取る条件を含める |
記録と知見を受け取る契約にすれば、委託期間そのものが社内の教材になります。 30商材以上支援事例に学ぶ! SaaS/IT/BtoB営業の手引き ▼今すぐBtoB営業の勝ちパターンを見る!
委託まで含めた全体像がつかめたら、残る細かな疑問を片付けましょう。
休眠顧客の掘り起こしについてよくある質問
休眠顧客は何か月連絡がないと該当しますか
決まった月数の定義はどこにもなく、自社の平均的な取引間隔を物差しにして決めるのが実務です。
目安は、通常の取引間隔の2倍の期間が空いたときです。
商材のサイクルごとの目安は、およそ次の幅に収まります。
・毎月取引する商材なら2〜3か月で休眠と見なす
・四半期ごとの商材なら半年を目安にする
・年単位の商材なら2年前後で線を引く
大切なのは月数そのものより、全員が同じ基準で判定できる状態です。
定義の場面で混同されやすい失注との違いも、ここで整理しておきます。
休眠顧客と失注顧客はどう違いますか
両者の違いは、定義の暗記より扱い方の違いとして覚えるのが実用的です。
休眠はやり取りが自然に途絶えただけの状態で、相手から断りの意思表示を受けたわけではありません。
一方の失注は、提案に対して明確な見送りの返事をもらった相手。
扱いの面では、休眠には挨拶や情報提供からの再接触が向いています。
失注には、見送りの理由が解消したタイミングを狙った再提案が筋です。
相手がどちらかを区別するだけで、送る文面の的外れは大きく減ります。
最後は、専用ツールがなくても始められるかという疑問です。
MAツールがなくても掘り起こしはできますか
MAツール(配信を自動化する道具)がなくても、掘り起こしは始められます。
必要なのは、リストと文面と記録の3点だけです。
むしろ件数が少ないうちは、手で回すほうがリストの手触りがわかり、学びが早い場面すらあります。
・リストは表計算ソフトで最終接触日つきの一覧を作る
・配信は通常のメールソフトで少人数ずつ送る
・記録は同じ表に反応と次回時期の列を足して残す
手作業で回した経験は、後にツールを選ぶときの目利きになります。
自社での実行が難しいと感じたら、専門家に相談する道もあります。
休眠顧客の掘り起こしでお困りのことがあればスタジアムに無料で聞いてみよう!
休眠顧客の掘り起こしを進めたくても、日々の新規対応に追われて手が回らない営業責任者の方は少なくありません。
リストはあるのに、整備と文面作りの手前で止まってしまう状況もよく耳にします。
新規顧客の獲得コストが上がり続けるいま、手元のリストから売上を作る動きは各社で広がっています。
一方で、掘り起こしの実務を担える人材は社内で育ちにくいのが現実です。
スタジアムは、IT・Web領域の現場で成果を出し続けてきた営業のプロ集団です。
机上の助言ではなく、リスト整備から架電まで手を動かす実行支援に強みがあります。
インサイドセールスの立ち上げや架電・メール対応の代行など、貴社の状況に合わせた支援が可能です。
休眠リストの今の状態を伝えるだけでも、次の一手は具体的になります。
まずは無料相談で、貴社のリストに眠る売上の種を一緒に確かめましょう。
※具体的にサービス導入を検討していない方もお気軽に。
"現場を熟知した営業のプロ"に軽く壁打ちするだけでも、ヒントはきっと見つかるはずです。
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天才営業マン11の特徴「〇〇」で結果を出す最強の営業術
営業代行の費用相場/料金体系の選び方5つの手順【早見表付き】
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営業ロープレの質を高めるフィードバックに含めたい11の要素・5つの手順
新規開拓営業がうまくいかない11の理由と有効なアプローチ方法15選
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テレアポトークスクリプトの作り方・7つの手順・営業電話の精度を高める5つの技法
超実践的!営業トーク話し方のコツ・練習方法7つ・成果に繋げる5つの手順
【状況別13選】アポ取り・電話営業例文集
13の状況別・新規営業電話の例文集・かけ方・5つの技法
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営業チャレンジ目標18の具体例・目標設定が難しい5つの要因と7つの手順
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【職種別23選】チームリーダー目標設定・9つの型・例文付き
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【39選】業界・職種・シーン別 中間管理職向け目標設定例文集・書き方5STEP
営業の極意・21のやるべきこと|9のやらないこと・成果を出す7つの手順
営業がうまくいかない13の原因・12の特徴と成果につなげる改善法
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テレアポ外注費用相場/4つの料金体系・選び方5つの手順・早見表付き
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営業人材育成がうまくいかない17の理由と成果を出す育成方法11選・10の手順
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BANT営業とは・なぜ古い?古いわけではない?9つの理由と成果を出す7つの実践手順
トップ営業に依存しない!営業力強化の仕組み化13選と個人スキル向上15の方法
新人営業「やることない」時自発的に成果を出す11の手順・仕組み化・7つの罠と対策
13手法・なぜ失注分析がうまくいかない?やり方・7つの要因徹底分析
目的別35選・営業戦略フレームワーク一覧・戦略立案の精度を高める活用術・完全版
最新プロの視点!営業戦略「立て方」15の超具体的STEP徹底解説
25選・Web制作業界に強い営業代行会社一覧・選び方8つの判断基準・料金相場
28選・建設業界に強い営業代行会社一覧・選び方8つの判断基準・料金相場
26選・札幌に強い営業代行会社一覧・選び方8つの判断基準・料金相場
提案型営業とは?必要性は?成果を出す企画15の手順・導入メリット・11のコツ
ITプロダクト営業がうまくいかない原因と成果を出す15のコツ・11の最新ツール活用
15選・なぜ「ソリューション営業」は終わったのか|具体例・7つの理由・成果を出す11のコツ
21選インサイト営業のコツとソリューション営業との違い・業界別11の成功事例・徹底解説
インサイトセールスとは?11のメリット・21の手順営業成績を向上させる9つの方法
インサイトセールスとは?11のメリット・21の手順営業成績を向上させる9つの方法
21選営業スキル一覧・能力を可視化するメリットと成果を出す15のコツ・完全版
19業界別グロスとネットの違いとは?ビジネスにおける使い方・計算方法
27選・不動産業界に強い営業代行会社一覧・選び方8つの判断基準・料金相場
29選・東京に強いテレアポ代行会社一覧・選び方8つの判断基準・料金相場
39選・営業支援会社営業支援サービス一覧・選び方8つの判断基準・料金相場
インサイドセールスとテレアポの違い11のポイント・移行する21の手順・成功の基準 徹底解説
31施策・BtoB営業の戦略が上手くはまらない3つの理由・競合に勝つための戦略立案7つの手順と具体例
SaaS営業の質を高める戦略立案7つの手順・13の重要KPIと成果を出す21のアプローチ
IT営業はやめとけ・きついの裏の真実ミスマッチを防ぐ9つの対策・市場価値を高める13のメリット
売上を伸ばすアイデア・営業編35選・マーケ編30選・成果を出す具体的施策完全版
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営業代行のデメリットを回避する15の技法・本質的な7つの理由
23の実践例・営業研修おすすめネタ・7つの役職別設計ポイント
24選オンラインセールス代行会社一覧・選び方8つの判断基準・メリット外注費用相場
27選・外壁塗装業界に強い営業代行会社一覧7つの判断基準・料金費用相場
インサイドセールスの質を高めるインバウンド戦略 含めたい7つの要素・作り方・21の手順
AI×インサイドセールスで成果を出す15のポイント・従来の営業がうまくいかない7つの課題
15の特徴・インサイドセールスに向いている人の適性・未経験から成果を出す7つの手順
目的別15・インサイドセールスは将来性高い7つの理由・営業必須スキル完全版
目的別15選インサイドセールス効率化の成功法・7つの必須ツールと導入手順
21の手順 インサイドセールスのやり方・立ち上げ方法・成果を最大化する7つのコツ・完全解説
インサイドセールスとフィールドセールスの7つの違い・営業体制の構築で活かす15のポイント
インサイドセールス代行の外注費用相場・質を高めるための7つの基準・8視点徹底比較
インサイドセールスやめとけの真実?7つの理由とうまくいかない時の3つの対処法・7つの成功手順
インサイドセールスとインバウンド営業13の違い・組織の営業力を最適化する7つの手順
インサイドセールス・トークスクリプト例文集・うまくいかない理由とアポ率を高める21のコツ
目的別21の技法 インサイドセールスとカスタマーサクセスの違い・役割・KPI・連携を強化完全ガイド
21の思考法インサイドセールス楽しい楽しくない真実?3つの理由と成果を出すための成功法・5つの手順
15のメリット/11のデメリットインサイドセールス導入の判断基準と成果を出す5つの手順徹底解説
21選インサイドセールスのスキル不足を解消する5つの方法・テクニック徹底解説
7つの手順 SDR(インサイドセールス)の立ち上げ方・成果を最大化する21のコツと7つのツール徹底解説
15選インサイドセールスの費用対効果を最大化する成功法・7つの算出手順・徹底解説
なぜインサイドセールス=病む辛い?裏の真実10の原因と13の工夫徹底解説
SaaS業界営業がきつい理由10選・市場価値が急上昇 転職前4つの判断基準 徹底解説
場面別59選 営業あるあるネタ完全版・現場の課題を解決し成果を出す11の対処法
21選営業訪問マナーの基本・外回りで成果を出すための準備と7つの手順 徹底解説
優秀な営業マンの特徴21選・9つの提案テクニック・5つの自己管理術 徹底解説
SaaSインサイドセールスの質を高める15のコツ・成果を妨げる7つの課題と解決策
7視点×11手法 チャレンジャーセールスモデルの要約・営業の質を高める組織構築7つの手順
目的別15選 ハイタッチセールス営業の質を高めるコツ・導入7つの手順・完全版
エンタープライズ営業の始め方・大手を攻略する4つのコツと5つの基礎 9つの手順 完全ガイド
【BANT比較】MEDDIC営業フレームワーク導入の7つのメリット・組織に定着させる5つの手順
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17社テレアポ代行費用相場と料金体系・失敗しない選び方21の判断基準
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15の解決策営業代行セールスアウトソーシングとは・メリットと失敗を防ぐ9つのデメリット対策
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営業企画代行を依頼すべき7つの理由と失敗しない選び方7つの手順・おすすめ優良企業27選
27社営業事務を外注・アウトソーシングする5つの手順・おすすめ徹底比較
営業代行クラウド導入・おすすめサービス19選・選定の15のポイント 徹底解説
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21の手順営業トークスクリプトとは?作り方・成約率を高める5つの本質。徹底解説
目的別テレアポトークスクリプトのテンプレート・作り方手順・成果を最大化する21の技法
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17選無料トークスクリプト作成ツールの活用法・営業効率を高める9つの手順・失敗しない5つの選び方
目的別21選インサイドセールスKPIツリー指標・目標設定の9つの手順と成功法 徹底解説
課題別13選BtoB営業インサイドセールスがうまくいかない5つの理由 完全ガイド
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営業SDRとは?導入5つの懸念点・成果を出す9つSDRの役割から導入手順、成果を出すコツまで徹底解説します。
状況別15選|架電業務とは・架電営業の質を高める例文スクリプトと成果を出す7つの手順 完全ガイド
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21選|コールドコールとは?営業電話で成果を出すコツと5つの課題・対処法完全版
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潜在層・顕在層をファネル・ピラミッドで読み解く5段階分類・9手法・KPI設計【BtoB完全版】
飲食店で新規顧客を増やす21の施策・来店前/中/後の3フェーズで考える集客ロードマップ
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