【16の例文付き】営業の仕事目標振り返りで評価される書き方・5つの手順

本記事では、IT・Web業界の営業現場で実践できる、評価される振り返りの書き方を16の例文と5つのフレームワークで徹底解説します。
本記事を読むと分かること
・目標達成率120%など、上司に評価される振り返りの書き方16選(具体的な例文付き)
・KPT法やYWTなど、商談後すぐに実践できる7つの振り返りフレームワーク
・定量・定性・プロセスの3軸で成果を可視化する具体的手順(受注率や顧客満足度の記録方法)
20代〜30代の営業担当者だけでなく、チームの振り返り文化を定着させたい営業マネージャー必見の内容です。
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目標設定における振り返り3つの目的
「PDCAサイクル」を回し、次の商談に活かせる改善点を見つける
なぜ営業活動においてPDCAサイクルを回すことが重要なのでしょうか?
振り返りによって商談の改善点を具体的に特定し、次回のアプローチ精度を高められるためです。
失敗を繰り返さず成長するには、行動の結果を客観的に分析する習慣が欠かせません。
PDCAサイクルとは、以下の4段階を繰り返す改善手法です。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
営業活動では、商談後に
「どこがうまくいったか」
「何が足りなかったか」
を振り返ることで、次の商談での改善ポイントが明確になります。
振り返りを習慣化すると、同じミスを繰り返さず受注率の向上につながるのです。
まずは商談後30分以内に、良かった点と改善点を1つずつメモすることから始めましょう。
「KPI達成率」を可視化して、チーム全体の進捗を把握する
KPI達成率を可視化すると、個人の進捗だけでなくチーム全体の状況を把握できます。
数値で現状を共有することで、メンバー間の協力体制が生まれやすくなります。
多くの営業チームでは「誰がどこまで進んでいるか」が見えず、適切なサポートができていません。
KPI(重要業績評価指標)とは、目標達成度を測る具体的な数値のことです。
営業では「架電数」「商談数」「受注率」などがKPIとして設定されます。
これらを週次や月次で可視化すると、個人の達成率だけでなくチーム全体の傾向が一目で分かります。
目標達成率をExcelやSFAツールで一覧化し、チーム会議で共有する仕組みを作りましょう。
「成功パターン」を言語化し、再現性のある営業手法を確立する
成功パターンを言語化すると、誰でも同じ成果を再現できる営業手法が確立します。
属人的なスキルを組織の資産に変えることで、チーム全体の営業力が底上げされます。
「あの人だからうまくいった」で終わらせず、成功要因を分解して共有することが重要です。
成功パターンの言語化とは、受注につながった商談の流れや顧客の反応を、具体的な言葉で記録することです。
成功した商談の「何が効いたか」を記録すると、他のメンバーも同じアプローチを試せます。
成功パターンが蓄積されれば、新人教育の時間も短縮できるでしょう。
受注した案件について、商談のどの場面で顧客の反応が変わったかをメモする習慣を付けましょう。
目標の振り返りの書き方が大切!4つの理由
「受注率」の変化を数値で追えるため、上司への報告がスムーズになる
なぜ受注率を数値で追跡することが、上司への報告をスムーズにするのでしょうか?
数値データがあれば、主観的な評価ではなく客観的な根拠を示せるためです。
上司は具体的な数字で成果を判断するため、感覚的な報告では評価されにくいものです。
この数値を月ごとに記録すると、以下のような変化を明確に示せます。
- 先月:受注率25%(20件中5件受注)
- 今月:受注率30%(20件中6件受注)
- 改善幅:5ポイント向上
上司への報告時に「頑張りました」ではなく「受注率を5ポイント改善しました」と伝えれば、説得力が格段に高まります。
日報やCRMに受注率を記録し、月次で推移をグラフ化して報告資料に活用しましょう。
「失注理由」を正確に記録することで、同じミスを繰り返さなくなる
失注理由を正確に記録すると、自分の弱点が明確になり改善策を立てられます。
同じ理由で失注を繰り返す営業担当者は多く、記録がないために気づけていないのです。
失注理由を記録する際は、以下のように要因別に分類すると傾向が見えてきます。
- 価格:予算オーバーで見送り
- 時期:導入タイミングが合わず保留
- 競合:他社製品を選定された
- ニーズ不一致:提案内容が課題に合わなかった
たとえば「価格理由での失注が3件連続」と分かれば、初回商談で予算感を確認する必要があると気づけます。
「ニーズ不一致が多い」なら、ヒアリングの質を高める訓練が必要です。
失注案件ごとに理由を1つ選んで記録し、月末に集計して傾向を分析する習慣を付けましょう。
「案件の温度感」を振り返る習慣が、フォーキャスト精度を高める
案件の温度感を振り返る習慣を持つと、受注予測の精度が向上します。
感覚だけで「この案件は確度が高い」と判断すると、予測が外れて売上計画に狂いが生じるためです。
温度感とは、顧客の購買意欲や商談の進捗度合いを示す指標です。
具体的には以下の要素で判断できます。
- 決裁者との面談が設定されているか
- 予算と導入時期が明確か
- 競合他社の提案状況はどうか
- 顧客から質問や追加資料の依頼があるか
これらを商談後に記録し
「確度A(今月中に受注見込み)」
「確度B(来月以降)」
と分類すると、フォーキャストの精度が高まります。
過去の記録を見返すと「確度Aと判断したが失注した案件」のパターンも分かり、判断基準を改善できるのです。
商談後に温度感を5段階で評価し、その根拠を簡潔にメモする習慣を作りましょう。
「自己成長の軌跡」が残り、評価面談や1on1で具体的に話せる
自己成長の軌跡が残ると、評価面談や1on1で具体的なエピソードを話せます。
多くの営業担当者は面談時に「何を話せばいいか分からない」と悩んでいるものです。
振り返り記録があれば、以下のような成長の証拠を示せます。
- 4月:テレアポ成功率2%だった
- 6月:成功率5%に改善(トークスクリプトを改良した結果)
- 8月:成功率8%に到達(架電時間帯を変更した効果)
数値とエピソードをセットで記録しておくと、評価面談で「どのような工夫で成果を出したか」を説得力を持って説明できます。
上司も具体的な成長過程を理解できるため、適切な評価やアドバイスを得やすくなるのです。
月に1度、その月の成果と工夫した点を箇条書きでまとめ、面談前に見返す準備をしましょう。
16選営業仕事の目標の振り返り「評価される書き方」例文集
「達成率120%」のように数字を冒頭に置いて結論から伝える
なぜ振り返りの冒頭に数字を置くことが評価されるのでしょうか?
上司は多くの報告書を読むため、結論が先にあると内容を素早く把握できるためです。
数字を冒頭に置くことで、読み手の関心を引き要点を印象付けられます。
振り返りでは「何をどこまで達成したか」を最初の1文で示すことが重要です。
以下のように、数字を先に示すと説得力が増します。
目標達成の振り返り例文
「目標達成率120%を達成しました。月間新規受注目標10件に対し12件の受注を獲得し、売上目標500万円を600万円まで伸ばせました。要因は既存顧客への深耕営業を強化したことです」
成果の見せ方のポイント
- 達成率を冒頭の1文で明示する
- 目標値と実績値を併記して比較しやすくする
- 成果につながった要因を1〜2行で補足する
結論ファーストの書き方を徹底すると、上司の評価時間を短縮でき好印象を与えられます。
次回の振り返りでは、最初の1文に数字を入れることから始めましょう。
「未達の原因」は他責にせず、自分で変えられる改善点を添える
未達の原因を記録する際は、他責にせず自分で改善できる点を示すことが重要です。
上司が求めているのは言い訳ではなく、次にどう動くかの具体的なアクションです。
多くの営業担当者は「市場環境が悪い」「競合が強い」といった外部要因を理由にします。
しかし評価されるのは、自分の行動をどう変えるかを示せる人材です。
以下のように、自責の視点で改善点を示すと前向きな姿勢が伝わります。
未達時の振り返り例文
「月間目標10件に対し7件の受注で達成率70%でした。未達の原因は、初回商談での予算確認が不十分で失注が3件発生したことです。今後はBANT条件を初回で必ず確認し、予算ミスマッチを防ぎます」
自責思考で書くポイント
- 外部要因(市場・競合)ではなく自分の行動に焦点を当てる
- 「〜が足りなかった」と具体的な不足点を明示する
- 改善アクションを「〜します」と断言する
他責ではなく自責で振り返る習慣が、成長速度を加速させます。
未達の記録時は「自分の行動で何が変えられるか」を必ず書き添えましょう。
「新規アポ30件獲得」など行動量の成果を具体的に記録する
行動量の成果を具体的に記録すると、プロセスの努力が評価されます。
結果だけでなく行動量を示すことで、未達時でも「やるべきことはやった」と証明できるためです。
営業では受注という結果が最も重視されますが、行動量も重要な評価指標です。
以下のように、行動量と結果をセットで記録すると説得力が高まります。
行動量を示す振り返り例文
「新規アポ30件を獲得し、目標25件を達成しました。架電数は200件(前月比120%)で、成功率を12%から15%に改善できました。トークスクリプトの改良が効果を発揮しています」
行動量記録のポイント
- 架電数・訪問件数・メール送信数など定量データを明記する
- 前月比や目標比で変化を示す
- 行動量が結果にどう影響したかを補足する
行動量の記録は、未達時に「努力不足ではない」と証明する材料になります。
日報に行動量を記録し、週次で集計して振り返りに活用しましょう。
「既存顧客の単価15%アップ」といった深耕成果を別枠で整理する
既存顧客への深耕成果を別枠で整理すると、新規開拓以外の貢献も評価されます。
多くの営業担当者は新規受注ばかりを報告し、既存顧客への貢献を見落としがちです。
深耕営業とは、既に取引のある顧客に対して追加提案や契約拡大を行う活動です。
以下のように、新規と既存を分けて記録すると貢献の全体像が見えます。
深耕成果を示す振り返り例文
「既存顧客A社の月間利用額を20万円から23万円に引き上げ、単価15%アップを実現しました。追加機能の提案が採用され、契約更新時にプラン変更を獲得できました。年間換算で36万円の売上増に貢献しています」
深耕成果の整理ポイント
- 新規受注と既存深耕を分けて記録する
- 単価や利用額の変化を%または金額で示す
- 追加提案の内容を具体的に記載する
深耕営業の成果を可視化すると、顧客維持力の高さをアピールできます。
既存顧客への提案実績を毎月記録し、振り返りで別項目として報告しましょう。
「初回商談→提案→クロージング」をフェーズ別に進捗を可視化する
商談プロセスをフェーズ別に可視化すると、どの段階で停滞しているかが明確になります。全体の進捗だけを見ていると、ボトルネックに気づけず改善が遅れるためです。
営業プロセスは一般的に以下のフェーズに分けられます。
- 初回商談:課題ヒアリングと関係構築
- 提案:ソリューション提示と見積提出
- クロージング:条件調整と契約締結
以下のように、フェーズごとの件数と進捗率を示すと改善点が浮き彫りになります。
フェーズ別進捗の振り返り例文
「初回商談を20件実施し、提案フェーズに進んだのは12件(進捗率60%)でした。提案から受注に至ったのは4件(成約率33%)です。初回から提案への移行率が低いため、次回は課題の深掘りを強化します」
フェーズ管理のポイント
- 各フェーズの件数を明記する
- フェーズ間の移行率(転換率)を算出する
- 最も数字が落ちる箇所を特定し改善策を示す
プロセス管理を徹底すると、受注率向上の打ち手が明確になります。
CRMやExcelで案件をフェーズ別に分類し、週次で進捗を確認しましょう。
「失注理由」を価格・時期・競合など要因ごとに分類して次に活かす
失注理由を要因ごとに分類すると、対策の優先順位が明確になります。
全ての失注を同じように扱うと、本質的な課題を見逃してしまうためです。
失注理由は主に以下のように分類できます。
- 価格:予算オーバーや費用対効果への疑問
- 時期:導入タイミングが合わない、検討が先送り
- 競合:他社製品を選定された
- ニーズ不一致:提案内容が課題に合わなかった
以下のように、要因別に集計すると傾向が見えてきます。
失注分析の振り返り例文
「今月の失注5件を分析した結果、価格理由が2件、競合敗退が2件、時期不一致が1件でした。価格理由の2件は初回商談で予算確認が不十分だったため、次回からBANT確認を徹底します」
失注分類のポイント
- 失注理由を4〜5つのカテゴリに分類する
- 最も多い要因を特定し対策を立てる
- 顧客からのフィードバックを必ず記録する
失注理由の分析を習慣化すると、同じ失敗を防げます。
失注案件ごとに理由を1つ選んで記録し、月末に集計して報告しましょう。
「テレアポ成功率3%→5%」のように成長をビフォーアフターで見せる
成長をビフォーアフターで示すと、改善の成果が一目で伝わります。
数値の変化を並べることで、努力の結果を客観的に証明できるためです。
以下のように、改善前後の数値を対比させると説得力が増します。
成長を示す振り返り例文
「テレアポ成功率を3%から5%に改善しました。架電時間を午前中心から午後14時〜16時に変更し、トークスクリプトの冒頭を簡潔にした結果、アポ取得率が向上しました。次は6%到達を目指します」
ビフォーアフター記録のポイント
- 改善前の数値と改善後の数値を明記する
- 何を変えたのか具体的な施策を1〜2行で示す
- 次の目標値を宣言して前向きな姿勢を示す
継続的な成長を記録すると、評価面談でも強い材料になります。
月初と月末の数値を比較し、変化量と改善施策をセットで記録しましょう。
「NPS向上」や「継続率」など顧客満足の定性成果も数値化する
顧客満足度を数値化すると、営業の質的な成果も評価対象になります。
受注件数だけでなく、顧客との関係構築力も重要な評価指標だからです。
NPS(Net Promoter Score)とは、顧客が自社を他者に推奨する度合いを測る指標です。
継続率とは、契約更新や再購入の割合を示します。
以下のように、定性的な成果も数値で示すと説得力が高まります。
顧客満足を示す振り返り例文
「担当顧客10社のNPSを調査した結果、平均スコアが50から65に向上しました。月次フォローアップを実施し、導入後の課題解決をサポートした結果です。継続率も90%を維持しています」
定性成果の数値化ポイント
- NPSや継続率など測定可能な指標を設定する
- アンケートやヒアリングで顧客の声を収集する
- 数値改善の要因を具体的に説明する
顧客満足の向上は、長期的な売上拡大につながります。
担当顧客に定期的にアンケートを実施し、満足度の変化を追跡しましょう。
「週次勉強会を主催」などチームへの貢献を具体エピソードで伝える
チームへの貢献を具体的に記録すると、個人成果以外の価値も評価されます。
組織貢献は昇進や昇格の判断材料になるため、積極的にアピールすべきです。
以下のように、貢献内容と成果をセットで示すと説得力が増します。
チーム貢献の振り返り例文
「週次勉強会を主催し、自身が獲得した大型案件の商談プロセスを共有しました。参加メンバー5名のうち3名が同様のアプローチで受注に成功し、チーム全体の受注率が15%向上しました」
組織貢献の記録ポイント
- 具体的な活動内容(勉強会・マニュアル作成・新人指導など)を明記する
- 活動の結果どんな効果が出たかを数値で示す
- 他メンバーからの反応やフィードバックを添える
組織貢献の実績は、リーダー候補としての評価につながります。
チームのために行った活動を月次で振り返り、成果とセットで記録しましょう。
「朝イチで架電リスト作成」など習慣化した行動改善を記述する
習慣化した行動改善を記録すると、継続的な努力が評価されます。
一時的な成果ではなく、仕組み化された改善は再現性が高いとみなされるためです。
以下のように、習慣化した行動とその効果を示すと説得力が増します。
習慣改善の振り返り例文
「朝イチで架電リストを作成する習慣を定着させました。前日の商談結果を踏まえて優先順位を付けることで、架電効率が20%向上し、1日あたりのアポ取得数が平均2件から3件に増加しました」
習慣化の記録ポイント
- いつから始めた習慣かを明記する
- 習慣化によってどんな数値が改善したかを示す
- 継続できている理由や工夫を補足する
行動の習慣化は、長期的なパフォーマンス向上の基盤になります。
新しく始めた習慣とその効果を月次で記録し、振り返りに盛り込みましょう。
「ヒアリングシート改良」でBANT確認精度が上がった事例を示す
ツールや仕組みの改良実績を示すと、問題解決力が評価されます。
現状に満足せず、自ら改善を提案できる人材は組織にとって価値が高いためです。
BANT(Budget・Authority・Needs・Timeframe)とは、顧客の予算・決裁権・ニーズ・導入時期を確認する営業フレームワークです。
以下のように、改良内容と成果をセットで示すと説得力が増します。
ツール改善の振り返り例文
「ヒアリングシートにBANT確認項目を追加し、初回商談での情報収集精度を高めました。予算と導入時期の確認漏れがなくなり、失注率が30%から20%に改善しました。改良版シートはチーム全体で採用されています」
改善事例の記録ポイント
- 何を改良したのか具体的に説明する
- 改良前後で何が変わったかを数値で示す
- チームや組織への展開状況を添える
業務改善の実績は、主体性と問題解決力のアピールになります。
自分が改良したツールや仕組みを記録し、効果測定結果を振り返りに含めましょう。
「課題→仮説→検証→改善」のPDCAを時系列で論理的に整理する
PDCAを時系列で整理すると、思考プロセスが明確になり説得力が増します。
結果だけでなく、どう考えて行動したかを示すことで論理性が評価されるためです。
以下のように、4つのステップを順序立てて記述すると理解しやすくなります。
PDCAの振り返り例文
「課題:初回商談からの提案移行率が40%と低い。仮説:ヒアリングが浅く顧客の課題を引き出せていない。検証:質問項目を5つから10つに増やして3週間実施。改善:提案移行率が40%から55%に向上したため、質問リストを標準化しました」
PDCA記録のポイント
- 課題・仮説・検証・改善の4ステップを明確に分ける
- 各ステップで何をしたか具体的に記述する
- 数値で効果を示し、次のアクションにつなげる
論理的な振り返りは、戦略的思考力のアピールになります。
改善活動を行う際は、4ステップを意識して記録し振り返りに活用しましょう。
「来期は受注率25%を目指す」と根拠付きで次の目標を宣言する
次期の目標を根拠付きで宣言すると、前向きな姿勢と計画性が評価されます。
目標を示すだけでなく、なぜその数値が達成可能かを説明することが重要です。
以下のように、現状と目標のギャップを埋める施策を示すと説得力が増します。
次期目標の振り返り例文
「来期は受注率を現在の20%から25%に引き上げます。根拠は、初回商談でのBANT確認を徹底することで失注率を10%削減できる見込みがあるためです。加えて提案書の質を高め、競合優位性を明確化します」
目標宣言のポイント
- 現状の数値と目標値を明示する
- 目標達成のための具体的施策を2〜3つ挙げる
- なぜその施策で達成できるかの根拠を示す
根拠のある目標宣言は、計画力と実行力の証明になります。
振り返りの最後に次期目標を記載し、達成に向けた施策を明示しましょう。
「MA経由リードのフォロー」などマーケ連携の成果を明記する
マーケティング部門との連携成果を記録すると、部門横断の協力姿勢が評価されます。
営業とマーケの連携は多くの企業で課題となっており、実績を示せる人材は貴重です。
MA(Marketing Automation)とは、マーケティング活動を自動化し見込み客を育成するツールです。
以下のように、連携の内容と成果をセットで示すと説得力が増します。
マーケ連携の振り返り例文
「MA経由で獲得したリード30件に対し、3日以内のフォローコールを徹底しました。その結果、商談化率が15%から25%に向上し、6件の受注につながりました。マーケ部門とフォロー基準を共有し、運用を標準化しています」
部門連携の記録ポイント
- どの部門とどんな連携を行ったか具体的に記述する
- 連携によって何が改善したかを数値で示す
- 仕組み化や標準化の状況を添える
部門連携の実績は、組織全体の最適化に貢献する姿勢の証明になります。
他部門と協力した活動を記録し、成果を振り返りで報告しましょう。
「自己評価」の理由を上司視点で納得できるよう補足する
自己評価には必ず理由を添え、上司が納得できる根拠を示すことが重要です。
評価理由が不明確だと、上司は判断材料がなく適切な評価ができないためです。
以下のように、自己評価と根拠をセットで記述すると説得力が増します。
自己評価の振り返り例文
「自己評価:A評価。理由は、目標達成率120%を達成し、チーム平均の100%を上回ったためです。加えて新人2名の育成を担当し、2名とも目標達成に導きました。組織貢献も含めA評価が妥当と考えます」
自己評価記録のポイント
- 評価段階(S・A・B・Cなど)を明示する
- 評価理由を数値やエピソードで具体的に説明する
- 上司が「なるほど」と思える客観的根拠を示す
根拠のある自己評価は、適正な評価を受けるための重要な材料になります。
自己評価を記載する際は、必ず「なぜその評価か」を3行程度で補足しましょう。
「定量・定性・プロセス」の3軸で振り返りに漏れがないか確認する
振り返りを3軸で整理すると、多角的な成果を網羅的に示せます。
結果だけでなく、行動や顧客満足度も含めることでバランスの取れた評価が得られるためです。
振り返りの3軸とは以下を指します。
- 定量:受注件数・売上・達成率など数値で測れる成果
- 定性:顧客満足度・提案力・コミュニケーションなど質的な成果
- プロセス:行動量・習慣改善・チーム貢献など過程の評価
以下のように、3軸を意識して記述すると漏れのない振り返りになります。
3軸振り返りの例文
「定量:目標10件に対し12件受注、達成率120%。定性:顧客NPS平均65、満足度向上。プロセス:架電数200件(前月比120%)、週次勉強会を主催しチーム貢献。3軸すべてで成果を出せました」
3軸チェックのポイント
- 定量・定性・プロセスそれぞれに成果を記載する
- どの軸が弱いか確認し、次回の改善点を明確にする
- 3軸を網羅することで評価の抜け漏れを防ぐ
多角的な振り返りは、総合的な営業力の証明になります。
振り返りを書く際は、3軸それぞれに該当する成果があるか最終確認しましょう。
振り返り(リフレクション)の基本概念3つの考え方
「経験学習サイクル」を回して営業スキルを底上げする
経験学習サイクルとは何であり、なぜ営業スキル向上に効果的なのでしょうか?
経験から学びを引き出し、次の行動に活かす4段階のプロセスです。
このサイクルを意識的に回すことで、経験が確実にスキル向上につながります。
経験学習サイクルは、組織心理学者デビッド・コルブが提唱した学習理論で、以下の4段階で構成されます。
経験学習サイクルの4段階
- 具体的経験:実際に商談や架電を実施する
- 内省的観察:経験を振り返り、何が起きたかを観察する
- 抽象的概念化:経験から法則やパターンを見出す
- 能動的実験:学んだことを次の行動で試す
この4段階を繰り返すことで、経験が蓄積されスキルが向上するのです。
商談後には必ず10分間の振り返り時間を設け、4段階を意識して記録しましょう。
「内省」と「反省」の違いを理解し、成長につなげる
内省と反省は似ているようで、目的と効果が大きく異なります。
内省は未来志向で成長を促し、反省は過去の失敗に焦点を当てがちです。
多くの営業担当者は「反省」ばかりして自己否定に陥り、成長につながっていません。
内省と反省の違い
- 内省:「なぜそうなったか」を客観的に分析し、次の改善策を考える
- 反省:「自分が悪かった」と後悔し、感情的に自分を責める
- 内省の例:「ヒアリングが浅かった理由は質問項目が不足していたため。次は質問リストを10項目準備する」
- 反省の例:「ヒアリングが下手で失注した。自分は営業に向いていない」
内省は問題解決思考で、反省は自己否定思考です。
振り返りでは「何が悪かったか」ではなく「次はどうするか」に焦点を当てることが重要です。
振り返りを書く際は「次回の改善アクション」を必ず1つ以上記載しましょう。
「メタ認知」を活用して自分の営業行動を客観視する
メタ認知とは、自分の思考や行動を客観的に観察する能力です。
この能力を高めると、商談中に自分の状態を把握し、軌道修正できるようになります。
多くの営業担当者は、商談中に感情的になったり焦ったりして冷静さを失いがちです。
メタ認知を活用すると「今、自分は焦っている」「顧客の反応が薄い」と気づき、その場で対応を変えられます。
メタ認知を高める方法
- 商談中に「今、自分はどんな状態か」を意識的に確認する
- 「顧客はどう感じているか」を常に観察する
- 商談後に「自分はどう振る舞っていたか」を振り返る
たとえば商談中に「自分ばかり話している」と気づけば、すぐに質問に切り替えられます。
このように自分を俯瞰で見る習慣が、営業力を大きく向上させるのです。
商談中は5分に1回「今の自分の状態」を確認する習慣を付けましょう。
目標の振り返り・書き方7つのフレームワーク
「KPT法」で商談の成功要因と改善点を整理する
KPT法は、Keep(続けること)・Problem(問題点)・Try(次に試すこと)の3つの視点で振り返るフレームワークです。
シンプルな構造で初心者でも使いやすく、商談後すぐに実践できます。
多くの営業担当者は振り返りを「何を書けばいいか分からない」と感じていますが、KPT法なら迷わず整理できるのです。
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項目 |
やり方の例 |
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Keep(続けること) |
今回うまくいった行動や成果を記録する。「初回で予算確認ができた」「顧客の課題を3つ引き出せた」など具体的に書く |
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Problem(問題点) |
失敗や課題を客観的に記述する。「提案書が顧客の課題とズレていた」「クロージングのタイミングが遅かった」など |
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Try(次に試すこと) |
Problemを解決するための具体的アクションを1〜2個設定する。「次回は提案前に課題を再確認する」など |
KPT法を使うと、成功要因を継続しながら問題を改善できます。
商談後30分以内にKPTの3項目を各1〜2行ずつメモする習慣を作りましょう。
「YWT」で実践内容と学びを言語化する
YWTは、やったこと(Y)・わかったこと(W)・次にやること(T)の3ステップで振り返るフレームワークです。
行動と学びを明確に分けることで、経験が知識として定着しやすくなります。
KPT法と似ていますが、YWTは「学び」を重視する点が特徴です。
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項目 |
やり方の例 |
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やったこと(Y) |
実施した行動を事実ベースで記録する。「A社に新規提案を実施。30分の商談で予算と導入時期を確認した」など |
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わかったこと(W) |
行動から得られた気づきや学びを記述する。「初回で予算を聞くと顧客が本音で話してくれると分かった」など |
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次にやること(T) |
学びを活かした次のアクションを設定する。「次回商談では必ず初回5分以内に予算確認する」など |
YWTを使うと、経験が単なる作業ではなく学習機会に変わります。
日報にYWTの3項目を記載し、週次で見返して学びを蓄積しましょう。
「PDCA」で受注率向上の仮説検証を繰り返す
PDCAは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の4段階で継続的に改善するフレームワークです。
仮説を立てて検証するプロセスが、受注率向上の確実な道筋を作ります。
感覚ではなくデータに基づいて改善できる点が、PDCAの最大の強みです。
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項目 |
やり方の例 |
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Plan(計画) |
課題と仮説を明確にする。「受注率が低い原因は初回でのBANT確認不足。質問項目を5つから10つに増やせば改善する」 |
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Do(実行) |
計画を実際に試す。「2週間、新しい質問リストを使って初回商談を10件実施する」 |
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Check(評価) |
結果を数値で検証する。「提案移行率が40%から55%に向上した。仮説が正しかったと確認できた」 |
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Action(改善) |
結果を踏まえて標準化または再改善する。「質問リストをチーム全体で共有し、さらに改良版を検討する」 |
PDCAを回すと、営業活動が場当たり的ではなく戦略的になります。
月初に改善テーマを1つ決め、月末にPDCAの4段階を記録して振り返りましょう。
「4行日記」で日々の営業活動を短時間で棚卸しする
4行日記は、事実・気づき・教訓・宣言の4行で1日を振り返るシンプルなフレームワークです。
5分程度で完結するため、忙しい営業担当者でも継続しやすいのが特徴です。
毎日の積み重ねが、長期的なスキル向上につながります。
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項目 |
やり方の例 |
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事実 |
その日に起きた出来事を客観的に記録する。「B社との商談で予算が合わず失注した」 |
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気づき |
事実から感じたことや発見を書く。「初回で予算を確認しなかったことが原因だと気づいた」 |
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教訓 |
気づきから得られた学びを言語化する。「初回商談では必ず予算確認が必要」 |
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宣言 |
明日から実践することを宣言する。「明日の商談では冒頭5分で予算を確認する」 |
4行日記を続けると、日々の経験が確実に成長の糧になります。
帰宅前の5分間で4行日記を書き、週末に1週間分を見返して傾向を把握しましょう。
「経験学習モデル」で失注案件から再現性ある教訓を得る
経験学習モデルは、具体的経験→内省→概念化→実験の4段階で失敗を学びに変えるフレームワークです。
失注案件を単なる失敗で終わらせず、次の受注につなげる教訓を抽出できます。
失注から学べる人とそうでない人の差は、このプロセスを意識しているかどうかです。
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項目 |
やり方の例 |
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具体的経験 |
失注案件の状況を詳細に記録する。「C社商談で競合他社に敗退。価格は同等だったが導入実績の差で負けた」 |
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内省 |
何が起きたかを客観的に分析する。「実績不足を補う提案ができなかった。導入後のサポート体制を十分に説明できていない」 |
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概念化 |
経験から法則を導く。「実績が少ない場合は、手厚いサポート体制を前面に出すべき」 |
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実験 |
次の商談で仮説を試す。「次回は導入後の専任担当制とサポート体制を冒頭で説明する」 |
経験学習モデルを使うと、失注が貴重な学習機会に変わります。
失注案件ごとに4段階を記録し、次の商談で必ず1つ試しましょう。
「STAR法」で成果を出した行動プロセスを分解する
STAR法は、Situation(状況)・Task(課題)・Action(行動)・Result(結果)の4要素で成功体験を構造化するフレームワークです。
成功を再現可能にするため、評価面談や1on1でも活用できます。
「なぜうまくいったか」を言語化できると、同じ成功を繰り返せるのです。
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項目 |
やり方の例 |
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Situation(状況) |
成功した案件の背景を説明する。「D社は予算削減中で導入に慎重だった」 |
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Task(課題) |
何を解決する必要があったかを明記する。「費用対効果を明確に示し、投資判断を得る必要があった」 |
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Action(行動) |
具体的に何をしたかを記述する。「導入後3ヶ月で業務効率30%向上のシミュレーションを作成し提示した」 |
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Result(結果) |
行動の結果を数値で示す。「経営層の承認を得て300万円の契約を獲得。投資回収期間6ヶ月と評価された」 |
STAR法を使うと、成功要因が明確になり他の案件にも応用できます。
受注案件ごとにSTAR法で分析し、成功パターンを蓄積しましょう。
「What/So What/Now What」で次のアクションを明確にする
What/So What/Now Whatは、何が起きたか・それは何を意味するか・次に何をするかの3段階で思考を整理するフレームワークです。
事実から洞察を導き、具体的な行動に落とし込む流れが明確になります。
振り返りが「気づいて終わり」ではなく、必ず行動につながる点が特徴です。
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項目 |
やり方の例 |
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What(何が起きたか) |
事実を客観的に記述する。「今週の商談5件中、3件で予算の壁にぶつかった」 |
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So What(それは何を意味するか) |
事実から洞察を導く。「自社の価格帯が顧客の予算感とズレている可能性がある。または初回で予算確認が不十分」 |
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Now What(次に何をするか) |
具体的なアクションを決める。「来週の商談では冒頭3分で予算感を確認する。予算が合わない場合は段階的導入を提案する」 |
この3段階を踏むと、振り返りが必ず次の改善アクションにつながります。
週次の振り返りでは、What/So What/Now Whatの順で整理しましょう。
目標の振り返りの正しい書き方5つの手順
「定量目標」と「定性目標」を分けて達成度を測定する
定量目標と定性目標を分けて管理すると、成果を多角的に評価できます。
数値だけでなく質的な成長も記録することで、バランスの取れた振り返りが可能になります。
多くの営業担当者は数字ばかりを追い、顧客満足度や提案力といった質的な成長を見落としがちです。
手順
①定量目標と定性目標をそれぞれ明確に設定する
②定量目標は達成率を%で算出する
③定性目標は5段階評価や具体的エピソードで測定する
④両方の結果を並べて記録し、バランスを確認する
定量目標の例は「月間受注10件」「売上500万円」など数値で測れるものです。
定性目標の例は「顧客満足度向上」「提案の質改善」など数値化しにくいものです。
定性目標も「顧客アンケートでNPS60以上」のように可能な限り数値化すると、測定しやすくなります。
両方の目標を設定し、片方だけに偏らない振り返りを心がけましょう。
「事実ベース」で結果と行動を時系列に書き出す
事実ベースで記録すると、客観的で説得力のある振り返りになります。
感想や推測ではなく、実際に起きたことだけを記述することが重要です。
「頑張った」「良かった」といった主観的表現は、評価の材料になりません。
手順
①その日・その週に実施した行動を時系列で列挙する
②各行動の結果を数値や顧客の反応として記録する
③感想や推測は排除し、事実だけを簡潔に書く
④事実の記録後に、分析や気づきを別項目で追加する
事実ベースで書くことで、後から振り返った際に正確な状況を思い出せます。
振り返りを書く際は、まず事実だけを箇条書きし、その後に分析を加えましょう。
「ギャップ分析」で目標未達の原因を特定する
ギャップ分析とは、目標と実績の差を分解して原因を特定する手法です。
漠然と「未達だった」で終わらせず、どこに問題があったかを明確にすることが重要です。
原因が分からなければ、改善策も立てられません。
手順
①目標値と実績値の差(ギャップ)を数値で算出する
②ギャップが生じた要因を「行動量」「質」「外部要因」に分類する
③最も影響が大きい要因を特定する
④特定した要因に対する改善策を具体的に立てる
最も影響が大きい要因に集中して改善すると、効率的に成果を上げられます。
未達時は必ずギャップ分析を行い、改善の優先順位を明確にしましょう。
「アクションプラン」に落とし込み、翌週の行動に反映する
振り返りで得た気づきを、具体的なアクションプランに落とし込むことが重要です。
気づいただけで終わらせず、次の行動に反映させなければ成長につながりません。
多くの営業担当者は振り返りを書いて満足し、実際の行動が変わっていないのです。
手順
①振り返りから導き出した改善点を1〜3個に絞る
②各改善点に対する具体的アクションを設定する
③いつ・誰が・何をするかを明確にする
④翌週のスケジュールに組み込み、実行状況を確認する
アクションは「できるだけ〜する」ではなく「◯曜日に〜する」と期限を明記することが重要です。
振り返りの最後には必ず「Next Action」の項目を設け、翌週の行動を宣言しましょう。
「上司1on1」で第三者視点のフィードバックを得る
上司との1on1で振り返り内容を共有すると、第三者視点のフィードバックが得られます。
自分だけでは気づけない盲点や改善の方向性を、経験豊富な上司が指摘してくれるためです。
一人で振り返るだけでは、視野が狭くなり同じ失敗を繰り返しがちです。
手順
①1on1の前に振り返り内容をまとめたメモを準備する
②具体的な課題と自分なりの改善案を持参する
③上司からのアドバイスや別の視点を積極的に求める
④1on1で得たフィードバックを振り返りに追記し、行動に反映する
1on1は報告の場ではなく、成長のための対話の場です。
月に1度は振り返り内容を持参し、上司と改善策を議論する時間を作りましょう。
仕事における振り返り書き方5つのポイント
「日報」を単なる報告ではなく思考の記録として活用する
日報を思考の記録として活用すると、継続的な成長につながります。
単なる行動報告ではなく、考えたことや気づきを残すことが重要です。
多くの営業担当者は日報を義務的に書いており、成長の材料として活用できていません。
日報には以下の要素を盛り込むと、思考記録として価値が高まります。
- 今日実施した行動と結果(事実)
- 行動から得られた気づきや疑問(思考)
- 明日試したい改善アクション(次の一手)
思考プロセスを記録すると、後から読み返した際に成長の軌跡が明確になります。
日報には必ず「今日の気づき」「明日試すこと」の2項目を追加しましょう。
「受注・失注分析」で商談プロセスのボトルネックを見つける
受注案件と失注案件を分析すると、商談プロセスのどこに問題があるかが明確になります。
成功と失敗のパターンを比較することで、改善すべきポイントが浮き彫りになるためです。
感覚的に「なんとなくうまくいかない」と感じている営業担当者は、データ分析ができていません。
受注・失注分析では以下の項目を比較します。
- 初回商談から提案までの期間
- 提案から受注までの期間
- 商談回数と提案内容
- 失注理由の分類(価格・時期・競合・ニーズ不一致)
たとえば「受注案件は平均商談3回で成約、失注案件は平均5回」と分かれば、長引く商談は確度が低いと判断できます。
「失注理由の60%が価格」なら、初回での予算確認が不十分だと分かります。
月末に受注・失注の一覧を作成し、パターンを分析する習慣を付けましょう。
「顧客の反応」を具体的に書き、再現性ある営業トークを作る
顧客の反応を具体的に記録すると、効果的な営業トークが作れます。
どんな言葉に顧客が反応したかを記録することで、再現性のある提案が可能になるためです。
「うまくいった」だけでは、次回同じ成果を出せません。
顧客の反応記録には以下の要素が含まれます。
- 自分が話した内容(提案・質問・説明)
- 顧客の具体的な反応(表情・発言・質問)
- 反応が変わったタイミング
たとえば「導入後3ヶ月で業務時間30%削減の事例を紹介したところ、担当者が『それは魅力的ですね』と前のめりになった」と記録します。
このように顧客が関心を示した瞬間を記録すると、他の商談でも同じアプローチを試せます。
商談後30分以内に、顧客の印象的な反応を3つメモする習慣を作りましょう。
「感情の言語化」で自分のモチベーション変動を把握する
感情を言語化すると、自分のモチベーションパターンが見えてきます。
どんな時にやる気が出て、どんな時に落ち込むかを把握することで、メンタル管理ができるようになります。
多くの営業担当者は感情の変動を無視し、バーンアウトに気づかないまま働き続けています。
感情の記録には以下のような項目が含まれます。
- 今日の気分を5段階で評価
- その気分になった理由や出来事
- 気分が上がった瞬間・下がった瞬間
数週間記録を続けると「失注直後は落ち込むが、翌日には回復している」といった自分のパターンが分かります。
週に1度、その週の気分変動を振り返り、ストレス要因を特定しましょう。
「チーム共有」でナレッジを蓄積し、組織の営業力を高める
振り返り内容をチームで共有すると、組織全体の営業力が底上げされます。
個人の成功体験や失敗から得た学びを共有することで、チーム全員が成長できるためです。
属人的なノウハウのままでは、組織の資産になりません。
チーム共有で効果的なのは以下の内容です。
- 受注に成功した商談の進め方
- 失注から学んだ改善ポイント
- 効果的だった営業トークや質問
- 新しく試した手法の結果
たとえば週次ミーティングで「今週の成功事例」「今週の失敗から学んだこと」を各自1つずつ共有します。
他のメンバーの経験を聞くことで、自分では思いつかなかった視点が得られます。
チーム全体で振り返りを共有する場を月1回設け、ナレッジを蓄積しましょう。
振り返りができる人の違い3つの特徴
「失注理由」を自分の言葉で言語化できる
なぜ失注理由を自分の言葉で言語化できることが重要なのでしょうか?
言語化することで問題の本質を理解し、次の改善策を具体的に立てられるためです。
多くの営業担当者は失注を「運が悪かった」「タイミングが悪かった」で片付けてしまいます。
振り返りができる人は、失注の原因を深く分析し自分の言葉で説明できます。
たとえば
「価格で負けた」
ではなく
「初回商談で予算を確認せず、提案時に予算オーバーが判明した。BANT確認の不足が根本原因」
と説明します。
このように具体的に言語化できると、次の商談で同じミスを防げます。
失注後は必ず「なぜ失注したか」を3段階で深掘りする習慣を付けましょう。
「商談後30分以内」に気づきをメモする習慣がある
商談後30分以内にメモを取る習慣が、振り返りの質を大きく左右します。
時間が経つと記憶が曖昧になり、重要な気づきを忘れてしまうためです。
振り返りができる人は、商談直後に必ずメモを取っています。
記録すべき内容は以下の3つです。
- 商談で起きた重要な出来事や顧客の反応
- 自分が感じた違和感や疑問
- 次回の商談で改善したいポイント
たとえば商談終了後、車の中やカフェで5分間メモを取ります。
「顧客が予算の話になると表情が曇った」
「自分の説明が長すぎて顧客の質問時間が少なかった」
といった気づきを書き留めます。
この習慣があると、日報や週次振り返りを書く際に具体的な内容を思い出せるのです。
スマホのメモアプリを開き、商談後すぐに3つの気づきを記録しましょう。
「KPI未達」の原因を他責にせず深掘りする
KPI未達の原因を深掘りする姿勢が、成長速度を決定します。
他責思考では改善策が見つからず、同じ失敗を繰り返すためです。
振り返りができる人は「市場が悪い」「競合が強い」と言わず、自分の行動を見直します。
たとえば
「今月の受注が少なかったのは景気のせい」
ではなく
「商談数が目標20件に対し12件しかなかった。架電数が不足していたため、来月は架電数を1.5倍に増やす」
と分析します。
自分でコントロールできる要因に焦点を当てることで、具体的な改善アクションが見えてくるのです。
未達時は「自分の行動で何が変えられるか」を3つ書き出す習慣を作りましょう。
振り返りができない人の違い3つの特徴
「なんとなく忙しい」を理由に内省を後回しにする
なんとなく忙しいと感じて振り返りを後回しにする人は、成長の機会を失っています。
振り返りの時間を確保しないと、経験が学びに変えられず同じ失敗を繰り返すためです。
多くの営業担当者は「振り返りは重要」と理解していても、実際には優先順位を下げています。
振り返りができない人の典型的なパターンは以下です。
- 「今日は疲れたから明日書こう」と先延ばしする
- 週末にまとめて書こうとして結局書かない
- 日報を義務的に埋めるだけで思考を記録していない
一方、振り返りができる人は1日10分でも時間を確保し、習慣化しています。
振り返りは「時間ができたらやる」ではなく「最優先でやる」べき活動です。
毎日17時〜17時10分を振り返りタイムと決め、カレンダーに予定を入れて習慣化しましょう。
「過去案件」の成功パターンを分析していない
過去の成功案件を分析しない人は、再現性のある営業ができません。
なぜうまくいったかを理解していないため、次の商談で同じ成果を出せないのです。
振り返りができない人は「ラッキーだった」「相性が良かった」で終わらせてしまいます。
成功案件の分析では以下の要素を記録すべきです。
- どんな顧客だったか(業種・規模・課題)
- どんなアプローチをしたか(提案内容・トーク・資料)
- どのタイミングで顧客の反応が変わったか
- 受注に至った決め手は何だったか
たとえば「A社受注の決め手は、導入事例を3つ提示したこと。同業他社の成功事例が刺さった」と分析します。
この分析があれば、同じ業種の商談で同じアプローチを試せます。
受注案件ごとに「成功要因3つ」を箇条書きで記録する習慣を作りましょう。
「同じ失敗」を繰り返しても言い訳で終わらせる
同じ失敗を繰り返しても言い訳で終わらせる人は、成長が止まります。
失敗から学ばず、外部要因のせいにすることで自分を守ろうとするためです。
振り返りができない人の典型的な言い訳は以下です。
- 「顧客の予算がなかった」(初回で予算確認していない)
- 「競合が安かった」(価格以外の価値を提案できていない)
- 「タイミングが悪かった」(ニーズの見極めが甘かった)
一方、振り返りができる人は同じ失敗に気づくと、すぐに改善策を立てます。
「3件連続で価格理由の失注。初回商談での予算確認が不十分だと気づいた。来週からBANT確認を徹底する」
と具体的なアクションを決めます。
失敗を記録し、同じパターンが2回出たら必ず改善策を立てる仕組みを作りましょう。
定量目標の振り返りで成果を出すための7つの手順
「受注率・架電数・商談数」など数値を洗い出す
定量目標の振り返りは、まず測定すべき数値を洗い出すことから始まります。
何を測るかが明確でないと、改善の方向性が定まらないためです。
多くの営業担当者は「売上」だけを見ており、プロセス指標を管理できていません。
営業活動で測定すべき主な数値は以下です。
手順
①結果指標を設定する(受注件数・売上・達成率)
②プロセス指標を設定する(架電数・商談数・提案数)
③効率指標を設定する(受注率・商談化率・提案成約率)
④自分の職種や役割に応じて優先指標を3〜5個選ぶ
たとえば新規開拓担当なら「架電数・アポ取得率・初回商談数・提案移行率・受注率」の5つを設定します。
既存顧客担当なら「訪問件数・提案件数・単価向上率・継続率」を設定します。
自分の役割に合った指標を選び、週次で測定できる仕組みを作りましょう。
「予実差異」を週次で把握し傾向を掴む
予実差異を週次で確認すると、目標達成の可能性を早期に判断できます。
月末になって「未達だった」と気づくのでは、手遅れです。
予実差異とは、予定(目標)と実績の差のことです。
手順
①週初に今週の目標値を設定する
②週末に実績値を集計し、差異を算出する
③差異がプラスかマイナスか、何%のズレかを確認する
④3週連続でマイナスなら、アプローチを見直す
たとえば「月間目標20件受注のため、週5件ペースが必要。今週は3件で2件不足。このままでは月末に8件不足する」と早期に気づけます。
週次で差異を把握すると、月の途中で軌道修正できます。
毎週金曜17時に予実を確認し、来週の行動計画を立てる習慣を作りましょう。
「パイプライン」の停滞ポイントを特定する
パイプライン管理で停滞ポイントを特定すると、効率的に改善できます。
営業プロセスのどこで案件が止まっているかを見極めることが重要です。
パイプラインとは、見込み客から受注までの各フェーズに案件を分類した管理手法です。
手順
①案件をフェーズ別に分類する(リード・初回商談・提案・クロージング)
②各フェーズの案件数を集計する
③フェーズ間の移行率を算出する
④最も移行率が低いフェーズを特定し、改善策を立てる
たとえば「初回商談20件→提案8件(移行率40%)→受注3件(成約率37.5%)」と分析します。
初回から提案への移行率が40%と低い場合、ヒアリング不足が原因かもしれません。
週次でパイプラインを確認し、停滞フェーズの案件に優先的にアプローチしましょう。
「ボトルネック」を数字で証明してから改善策を立てる
ボトルネックを数字で証明すると、改善の優先順位が明確になります。
感覚だけで判断すると、本質的な問題を見逃してしまうためです。
ボトルネックとは、成果を妨げている最大の障害ポイントです。
手順
①各プロセスの数値を並べて比較する
②目標値との差が最も大きいポイントを特定する
③そのポイントが全体に与える影響を計算する
④改善策を立て、改善後の予測値を算出する
たとえば「架電数200件・アポ取得10件(5%)・商談10件・受注2件(20%)」の場合、受注率20%は悪くありません。
問題はアポ取得率5%です。
アポ取得率を5%から8%に改善できれば、商談数が16件に増え、受注も3.2件に増える計算になります。
数値でボトルネックを証明し、そこに集中して改善リソースを投下しましょう。
「アクション単位」で目標を細分化して優先順位をつける
目標をアクション単位に細分化すると、実行可能性が高まります。
大きな目標だけでは何から手をつけるべきか分からず、行動が止まってしまうためです。
手順
①月間目標を週間目標に分割する
②週間目標を日次のアクションに分解する
③各アクションの所要時間と優先度を設定する
④優先度の高いアクションから順にスケジュールに組み込む
たとえば「月間受注10件」という目標を「週2.5件ペース」に分解します。
さらに「週2.5件受注のために商談8件必要」「商談8件のためにアポ16件必要」と逆算します。
「1日あたり架電40件」という具体的なアクションに落とし込めます。
月曜朝に今週のアクションリストを作成し、優先順位を明確にしましょう。
「達成率80%」のラインを基準に施策を見直す
達成率80%を基準に施策の見直しを判断すると、効率的に改善できます。
全ての目標で100%を目指すのではなく、メリハリをつけることが重要です。
手順
①各目標の達成率を算出する
②80%未満の項目を優先改善対象とする
③80%以上の項目は現状維持または微調整にとどめる
④リソースを優先改善対象に集中投下する
たとえば「受注率90%(目標クリア)」「商談数60%(未達)」なら、商談数を増やすことに集中します。
受注率は既に高いため、これ以上改善に時間をかけるのは非効率です。
達成率80%未満の項目だけに改善リソースを集中し、効率を高めましょう。
「SFA・CRM」にログを残し再現性を高める
SFAやCRMに活動ログを残すと、データが蓄積され再現性が高まります。
記録がないと、成功パターンを他のメンバーと共有できません。
- SFA(Sales Force Automation):営業活動を管理するツール
- CRM(Customer Relationship Management):顧客情報を管理するツール
手順
①商談後は必ず商談内容・顧客の反応・次のアクションを記録する
②受注時は成功要因を備考欄に記載する
③失注時は失注理由を選択し、詳細をメモする
④月次でデータを集計し、成功パターンを分析する
たとえば「初回で予算確認した案件の受注率が60%」「予算確認なしの案件は受注率30%」とデータで証明できます。
このデータがあれば、チーム全体で初回予算確認を徹底できます。
SFA・CRMへの入力を商談後30分以内に完了させる習慣を作りましょう。
定性目標の振り返りで成果を出すための7つの手順
「顧客の反応」や「商談の空気感」を言葉にする
顧客の反応や商談の空気感を言葉にすると、数値では測れない成果も記録できます。
感覚的な情報を言語化することで、次の商談での判断材料にするためです。
多くの営業担当者は「なんとなく良い感じだった」で終わらせ、具体的に記録していません。
手順
①商談中の顧客の表情や態度の変化をメモする
②顧客の発言で印象的だった言葉を書き留める
③自分が感じた空気感を形容詞で表現する
④空気が変わったタイミングと理由を分析する
「提案書を見せた瞬間、担当者が身を乗り出した。『これは面白いですね』と笑顔で反応。前向きな空気に変わった」と記録します。
このような記録があると「この提案が刺さる」というパターンが見えてきます。
商談後30分以内に、顧客の印象的な反応を3つ書き出しましょう。
「提案の刺さり具合」を5段階で自己評価する
提案の刺さり具合を5段階で評価すると、提案力の変化を追跡できます。
主観的な評価でも、継続して記録すると自分の成長が可視化されるためです。
手順
①商談後に提案の刺さり具合を1〜5で評価する
②評価の理由を2〜3行で記述する
③月次で平均スコアを算出し、推移を確認する
④スコアが高かった提案の共通点を分析する
評価基準の例は以下です。
- 5:顧客が強い関心を示し、その場で次回面談が決定
- 4:顧客が前向きに検討する意向を示した
- 3:顧客が興味を持ったが、判断保留
- 2:顧客の反応が薄く、追加説明が必要
- 1:顧客のニーズと提案内容がズレていた
たとえば「今月の平均スコア3.5。先月の3.0から向上。事例を3つ提示した提案はスコア5だった」と分析します。
月末に全提案のスコアを集計し、改善傾向を確認しましょう。
「失注時のリアクション」から改善ヒントを抽出する
失注時の顧客のリアクションを記録すると、改善のヒントが得られます。
顧客が何に不満を感じたかを理解することで、次の提案精度が高まるためです。
手順
①失注連絡を受けた際の顧客の言葉を正確に記録する
②表面的な理由と本質的な理由を分けて分析する
③同じリアクションが2回出たら改善策を立てる
④改善策を次の商談で試し、結果を記録する
たとえば顧客が「価格が高い」と言った場合、表面的には価格が理由ですが、本質は「価値を感じていない」かもしれません。
「導入後の効果が具体的にイメージできなかった」という本質に気づけば、次回は導入事例を詳しく説明する改善策を立てられます。
失注連絡後は必ず「失注理由」と「顧客の具体的な言葉」を記録しましょう。
「自分の強み・弱み」を案件ごとに棚卸しする
案件ごとに自分の強みと弱みを棚卸しすると、自己理解が深まります。
どんな顧客・案件で力を発揮できるかが明確になるためです。
手順
①受注案件では「何が自分の強みとして活きたか」を記録する
②失注案件では「何が自分の弱みとして影響したか」を記録する
③3ヶ月分のデータを見返し、強み・弱みのパターンを抽出する
④弱みを補強する施策を立て、強みをさらに伸ばす
たとえば「課題ヒアリングは得意だが、クロージングが弱い」と気づけば、クロージング研修を受講したり先輩の同行商談に参加したりできます。
「既存顧客との関係構築は得意だが、新規開拓が苦手」なら、新規と既存で役割分担を提案できます。
月末に今月の受注・失注案件を振り返り、強み・弱みを各3つ書き出しましょう。
「上司・先輩」からのフィードバックを素直に受け止める
上司や先輩からのフィードバックを素直に受け止めると、成長速度が加速します。
自分では気づかない盲点を指摘してもらえるためです。
多くの営業担当者は、フィードバックを批判と受け取り防衛的になります。
手順
①フィードバックを受けたら、まず「ありがとうございます」と返す
②内容をメモし、反論せず最後まで聞く
③フィードバックの中から実践できる改善策を1つ選ぶ
④1週間以内に実践し、結果を報告する
実践後に「前回のアドバイスを実践した結果、顧客の反応が良くなりました」と報告すると、さらに具体的なアドバイスがもらえます。
フィードバックを受けたら必ずメモし、1週間以内に実践しましょう。
「次回商談」で試す行動を1つだけ決める
次回商談で試す行動を1つだけ決めると、着実に改善できます。
一度に複数の改善を試すと、何が効果的だったか分からなくなるためです。
手順
①今回の商談で気になった点を3つ書き出す
②その中から最も改善効果が高そうなものを1つ選ぶ
③次回商談で試す具体的な行動を決める
④実践後、効果があったか記録する
たとえば
「ヒアリングが浅かった」
「提案が長すぎた」
「クロージングが弱かった」
の3つの課題があれば、まず「ヒアリングの質問を5つから10つに増やす」と決めます。
次回実践して効果を確認してから、次の課題に取り組みます。
振り返りの最後には必ず「Next Action:次回は◯◯を試す」と記載しましょう。
「成長実感」を記録してモチベーションを維持する
成長実感を記録すると、モチベーションを維持しやすくなります。
日々の小さな進歩を可視化することで、長期的に努力を継続できるためです。
多くの営業担当者は、成長を実感できずモチベーションが下がります。
手順
①今週できるようになったことを1つ記録する
②3ヶ月前の自分と比較して変化した点を書き出す
③成長を実感できた瞬間のエピソードを記録する
④月次で成長記録を読み返し、自信を持つ
たとえば
「3ヶ月前は初回商談で緊張していたが、今は落ち着いて話せるようになった」
「失注しても切り替えが早くなった」
と記録します。
このような記録があると「自分は確実に成長している」と実感でき、困難な時期も乗り越えられます。
週末に「今週の成長」を1つだけ記録する習慣を作りましょう。
面談・1on1で振り返り効果を高める3つの方法
「事前に振り返りメモ」を用意して時間を有効活用する
事前に振り返りメモを用意すると、1on1の時間を効率的に使えます。
準備なしで臨むと、話が散漫になり本質的な課題が議論できないためです。
多くの営業担当者は、1on1で何を話すか決めずに参加し、時間を無駄にしています。
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項目 |
やり方の例 |
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事前準備の内容 |
今月の成果(達成率・受注件数)、直面している課題、相談したいこと、次月の目標を各3行以内でまとめる |
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メモの構成 |
「成果」「課題」「相談事項」「目標」の4項目で整理し、A4用紙1枚にまとめる |
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提出タイミング |
1on1の前日までに上司に共有し、事前に目を通してもらう |
たとえば「今月の受注率20%で目標未達。課題は初回商談での予算確認が不十分。予算の聞き方を相談したい」と具体的に書きます。
上司も事前にメモを読めるため、的確なアドバイスを準備できます。
1on1の2日前までに振り返りメモを作成し、上司に送る習慣を作りましょう。
「具体的な場面」を共有してアドバイスの精度を上げる
具体的な場面を共有すると、上司からのアドバイスの精度が高まります。
抽象的な相談では、上司も具体的な解決策を提示できないためです。
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項目 |
やり方の例 |
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場面の説明方法 |
「◯◯社の商談で、△△という質問をしたところ、顧客が□□と反応した」と5W1Hで説明する |
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悪い例 |
「最近うまくいきません」「ヒアリングが苦手です」といった抽象的な相談 |
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良い例 |
「A社商談で予算を聞いたら顧客が黙ってしまった。どのタイミングで聞くべきだったか」と具体的に相談 |
「B社の商談で、課題ヒアリング後に提案したら『ちょっと違う』と言われました。どこで認識がズレたのか分かりません」と具体的に伝えます。
上司は「ヒアリング内容を復唱して確認した?」「顧客の言葉を使って提案した?」と具体的な改善点を指摘できます。
1on1では必ず具体的な商談エピソードを1つ以上持参しましょう。
「ネクストアクション」をその場で決める
1on1の最後にネクストアクションを決めると、確実に行動に移せます。
話して終わりではなく、具体的な行動に落とし込むことが重要です。
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項目 |
やり方の例 |
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アクションの決め方 |
1on1で議論した内容から、優先度の高い改善策を1〜2個選ぶ |
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期限の設定 |
「いつまでに何をするか」を明確にし、上司と合意する |
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記録の方法 |
1on1の議事録に「Next Action」として記載し、上司と共有する |
たとえば「予算確認の精度を高めるため、今週中に質問リストを作成し、来週の商談3件で試す」と具体的に決めます。
次回の1on1では「前回のアクションの結果」を報告することで、継続的な改善サイクルが回ります。
1on1の最後5分は必ずネクストアクションの確認時間に充て、その場で合意しましょう。
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