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【業界別13選・例文】 新規営業テレアポのトークスクリプトの作り方を9STEPで解説!

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「新規営業のテレアポ、トークスクリプトすら自信が持てない…」
「第一声で切られてしまう」「話を最後まで聞いてもらえない」──そんな経験はありませんか?

本記事を読むと分かること
・新規営業テレアポのトークスクリプトの作り方解説!9STEP(ターゲット設定・構成設計・第一声)
・新規営業テレアポのトークスクリプトに必ず含めたい基本構成7項目(冒頭の名乗り・決裁者指名・事例提示)
・【業界別13選】新規営業テレアポのトークスクリプト例文集(IT・人材・SaaS)

現場の営業担当者だけでなく、営業責任者必見の内容です。
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新規営業テレアポのトークスクリプトの作り方解説!9つの手順

ターゲットを絞り「誰に何を提案するか」を明確にする

誰に届けたいかがハッキリしていないと、どんなに話し方を工夫しても響きません。
まずは「この人なら振り向く」と思える相手像を、ひとりに絞るところから始めてください。
「明確にする」とは、業界や役職だけでなく、“その人が今どんなことに困ってそうか”まで踏み込むことです。
ありがちなのは、どの業界にも通じるような“広く浅い提案”を作ってしまうこと。結局、誰の胸にも刺さらずスルーされます。

STEP
① 過去に反応が良かった相手の「業界・役職・課題」を洗い出す
② 「どんなときに興味を持ってもらえたか」をメモから拾い出す
③ 「●●な悩みを持つ、△△の立場の人に、□□を提案する」と一文で言い切ってみる

たとえば、「スタッフの定着率に悩む飲食店オーナー」に「離職率が下がった成功事例」を切り口に話すと、一発で食いつかれることがあります。
“誰に届けたいか”が決まるだけで、トーク全体の輪郭がくっきり見えてきます。ここを飛ばさず、丁寧にやってみてください。

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自社の成功パターンに基づいて、構成を作る

まずは「今まで受注につながった案件の特徴」を整理するところから始めてみてください。
ここで言う“成功パターン”とは、「誰に」「何を」「どう伝えたか」という具体的な要素の組み合わせです。
ポイントは「事実ベースで構成の“型”を作る」ことです。
よくあるのが、「なんとなく毎回違うトークで話してしまう」状態です。これでは、成果の再現性が生まれにくくなってしまいます。

STEP
① 過去の受注案件から、相手の業種・役職・課題・刺さった提案の流れを抽出する
② 共通する流れを「スクリプトの型」として構成に落とし込む
③ 冒頭の切り出し〜興味喚起〜提案パートまで一連で見直す

たとえば、「業務効率化」で刺さった企業が多ければ、最初に「◯◯業界でよくある◯◯のムダって、御社も感じてますか?」と課題投げを入れる構成にすると効果的です。
構成は“経験の積み重ね”から逆算すると、より鋭くなります。まずは一度、実績ベースで棚卸ししてみてください。

第一声から差がつく「自己紹介と挨拶」を考える

商談の始まりは、ドアをノックする一声で印象が決まるといっても過言ではありません。
ここで言う「自己紹介と挨拶」とは、社名と名前を名乗りながら、相手にストレスを与えない柔らかな口調で話しかけることを指します。
ポイントは「名乗るスピード」と「声のトーン」、そして「相手目線の言葉選び」です。
よくある間違いは、早口で“会社都合感”の強いセリフを一方的に伝えてしまうケースです。これでは警戒され、即ブロックにつながることもあります。

STEP
①「お電話ありがとうございます。◯◯社の△△と申します」と、聞き取りやすいスピードで名乗る
② 続けて「今、お時間30秒だけよろしいでしょうか?」と“相手に選択肢”を渡す
③ 相手が反応するまで、焦らず一呼吸待つ

具体的には、「ご多忙のところ恐れ入ります。少しだけお話させていただいてもよろしいでしょうか?」とクッション言葉を添えるだけで印象がガラッと変わります。
まずは「相手に会話の主導権を渡す」意識を持ってみてください。

受付突破しやすい「フロントトーク」を設計する

テレアポで最初に立ちはだかるのが「受付の壁」です。
「フロントトーク」とは、担当者につなぐ前段階で、受付の方に安心感を与えつつ通過しやすくするための“説明の型”のことを指します。
ポイントは、「情報量を減らし、目的を曖昧にしないこと」と「受付の人も“仲間”として扱う意識」です。
よくある間違いは、「ご担当者さまはいらっしゃいますか?」とだけ伝えてしまい、不審者扱いされてしまうパターンです。

STEP
①「お世話になっております。◯◯社の△△と申します」と丁寧に名乗る
②「◯◯の件で、△△部門のご担当者様にお繋ぎいただけますか?」と“要件+部門”を端的に伝える
③ 相手が警戒しないよう「簡単なご挨拶とご案内だけです」と補足する

具体的には、「◯◯に関するご案内で、お時間1分ほどだけ頂戴できればと思いまして」と“短時間アピール”を入れると突破率が上がります。
まずは“受付の人も味方にする”視点で、トークを設計してみてください。

「共感→課題提起→解決提案」の本題トークで心をつかむ

いきなり提案から入るよりも、まずは“共感”で心のドアを開けるのが基本です。
「共感→課題提起→解決提案」の流れは、相手の立場を理解したうえで自然に本題へ入る鉄板の順序です。
ポイントは、「相手の現場感」に沿った一言を“最初に”差し込むこと。
よくあるのは、サービス説明から入ってしまい、“売り込み感”が先に立ってしまうケースです。これでは話を聞いてもらえる前に、心が閉じてしまいます。

STEP
①「最近、お忙しい中でも○○の対応って大変ですよね」と共感を伝える
②「実際に、◯◯に課題を感じてる企業さんがすごく増えてまして…」と共通の課題を提示
③「そこで、弊社で○○という取り組みをしてまして、簡単にご紹介できればと…」と解決策を添える

具体的には、「問い合わせ対応、属人化してませんか?最近、それを自動化した事例が出てきてまして…」と話せば自然に耳を傾けてもらえます。
“こちら都合”ではなく“相手の現場目線”で切り出す工夫、ひとつ取り入れてみてください。

新規営業で必須の「アポ獲得クロージング」の文言を決める

アポの打診に入る前に、“相手が納得しやすい地ならし”を整えておくことが大切です。
「クロージング文言」とは、自然な流れで次の行動(アポ設定)につなげるための一言のことです。
ポイントは、「相手のメリットが明確に伝わる言い回し」にすること。
よくあるのは、こちらの都合で「一度ご挨拶だけでも〜」と伝えてしまうパターン。これでは相手に動機が生まれづらく、断られやすくなります。

STEP
① 相手の課題を一言で要約する
② それを踏まえて「詳しい事例があるので、お時間10分いただければご紹介できます」と利点を添える
③ 最後に「○曜日か○曜日、どちらがご都合よさそうですか?」と選択肢を出す

具体的には、「○○のコスト削減につながる事例があるので、10分だけでもご紹介できればと思いまして」と伝えると効果的です。
“興味”ではなく“納得”を生むクロージングを、ぜひ一つ用意しておいてください。

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「即決を避ける担当者」に効く日程調整トークを仕込む

いきなり「日程いかがですか?」と聞くと、検討モードのままフェードアウトされやすいです。
「即決を避けたい担当者」には、“選べる状態”をつくる日程提案が効果的です。
ポイントは「候補を2〜3出して“選ばせる側”に回ってもらうこと」です。
よくあるのは、「ご都合のいいお日にちはありますか?」と丸投げしてしまうケース。これでは相手の頭のリソースを奪ってしまいます。

STEP
①「来週でしたら、火曜午前・水曜午後・金曜の夕方に空きがございます」
②「上記以外でも、ご希望あれば調整できますのでお気軽にお知らせください」
③ 相手から返信がない場合、「先ほどの件、ご確認いかがでしょうか?」とリマインド

具体的には、「◯◯様のご都合優先で調整します」と添えると、配慮感が伝わります。
相手に“考えさせない配慮”が、日程調整の鍵になります。選択肢を持たせて、動きを引き出してみてください。

よくある質問に「顧客メリット」で切り返せるようにする

商談中に「それって他社とどう違うんですか?」と聞かれて、言葉に詰まることありませんか?
こうした質問には、「機能の差」ではなく“お客様が得られる違い”で返すほうが印象に残ります。
ポイントは「自社の強みを“相手の成果や安心”に変換して伝えること」です。
よくあるのは、「うちは対応が早いです」といった“自社視点”で答えてしまうパターン。これでは、刺さりにくくなります。

STEP
① よく聞かれる質問を事前に3つほど洗い出す
② その質問に対し、「それがあることでお客様にどんな良いことがあるか?」を書き出す
③ トークとして、「◯◯のような課題をお持ちのお客様には、××が好評です」と組み直す

具体的には、「操作が簡単です」→「日常業務の手間が減り、他の仕事に時間を回せます」のように“使う人の未来”を描きます。
答え方を変えるだけで、信頼の種まきになります。相手の立場で、伝え方を変えてみてください。

声のトーンや間など「話し方のニュアンス」まで決めておく

言い回しより、「どう伝えるか」で相手の反応は大きく変わります。
「話し方のニュアンス」とは、声のトーン・スピード・間の取り方まで含めた“空気ごと伝える工夫”のことです。
ポイントは、「最初の一声」が勝負どころだということ。声が少し明るいだけで、相手の警戒はふっと緩みます。
よくあるのは、用意したスクリプトに気を取られすぎて、声が単調で硬くなるパターンです。

STEP
① 電話をかける前に、軽く笑顔をつくってから名乗る
② 相手の社名をゆっくりハッキリ伝えて、間を1秒置く
③ 要件は「結論→理由→メリット」の順に、落ち着いたテンポで話す

たとえば、「〜のご担当者様でしょうか?」の一言に、“少しだけ声の丸み”を加えるだけで、グッと会話の空気がやわらぎます。
話す内容だけでなく、「どう聞こえるか」まで意識してみてください。驚くほど伝わり方が変わってきますよ。

「反論・断り文句」には“共感”から入って再提案する

断られたときこそ、提案の“入り口”に立ったと思ってみてください。
「共感から入って再提案する」とは、相手の言葉を受け止めてから、新しい角度で話を展開するやり方です。

ポイントは、すぐに説得しようとしないこと。「それ、よくわかります」と一言添えるだけで、相手の構えはふっと緩みます。
よくあるのは、「いえ、それよりも〜なんです」と否定から入ってしまい、会話が詰まるパターンです。

STEP
① 相手の断りに対して「たしかにそうですよね」と返す
② なぜそう思ったのか、背景をそっと尋ねる
③ それを踏まえて、別の切り口からメリットを提案する

たとえば「今は予算がないんです」と言われたら、「そうですよね、予算って想定外のことがあると難しいですよね」と共感しつつ、「実は、導入コストゼロのプランもありまして…」と続けると、会話が前に進みやすくなります。
相手の“NO”を、次の“YES”につなぐヒントだと思って向き合ってみてください。

現場で使って検証できるよう「新規営業のロープレ」で練習し精度を上げておく

トークスクリプトは、つくっただけでは成果に直結しません。
本番で通用するかどうかは、「現場に近いロープレ」でどれだけ“再現”しながら練習できるかにかかっています。
「ロープレで精度を上げる」ということは、スクリプトの文言を覚えるのではなく、“顧客の反応に対する応答力”を磨くことを意味しています。
ポイントは「相手役のリアクションをリアルにすること」と「練習後に必ずフィードバックをもらうこと」です。
ありがちなのは、読み合わせだけで終わってしまい、“応酬話法”の鍛錬になっていないケースです。

STEP
① 顧客役を営業経験者に依頼してリアルな断りを入れてもらう
② 実施後すぐ録音を聞き返し、自分で気づきをメモする
③ チーム内で5分の“気づき共有ミーティング”を設ける
という流れで、毎回ひとつでも改善点を見つけていくのがコツです。

このように、本番想定で練習するだけで、商談通過率は必ず変わってきます。

ABテストで「トークスクリプトごとの成果差」を控えておき、次に活かす(このサイクルを習慣にする)

スクリプトは、一度つくって終わりではありません。
成果の出るトークは、“検証と改善の繰り返し”から生まれます。
ここでのポイントは「定量的な差分を記録すること」と「トークの違いが“何に効いたのか”を言語化すること」です。
やりがちなのは、感覚ベースで“こっちの方が良さそう”と判断してしまい、結果に再現性がなくなるケースです。

STEP
① スクリプトを2パターン用意(例:「冒頭で事例を話すA」「冒頭は質問から入るB」)
② 1週間ずつ交互に使い、アポ獲得率を記録
③ 各スクリプトの“刺さったワード”や“反応した質問”を営業日報に残す
という形で、地道に改善を積み上げていくのがポイントです。 

このように、数字で検証しておくと、次の打ち手に迷わなくなります。

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新規営業テレアポのトークスクリプトに必ず含めたい基本構成7項目

「◯◯社の△△です」と最初の3秒で名乗りと用件を伝える

名乗りと用件の提示とは、電話の冒頭で自分の会社名と役職・名前、そして話す目的を簡潔に伝えることを指します。
つまり、相手が「誰から、何のために電話が来たのか」を即座に理解できる状態をつくることです。
では、営業の現場でどう活かせるでしょうか? 実は、冒頭の3秒で印象を決めるため、情報の順序と端的さが重要になります。

たとえば「新サービス紹介の架電」「同業他社事例の共有」のように、相手が関心を持ちやすい文脈を短く入れることで、会話の糸口が自然に生まれます。
ポイントは、名乗りと用件を一呼吸で伝え、相手に「すぐに終わる話」と感じてもらうことです。

項目

例文

名乗り

「株式会社○○の△△と申します」

用件明示

「御社と同業の成功事例を共有したくご連絡しました」

相手メリット提示

「最新の業界動向を3分だけお伝えできればと思いまして」

興味喚起

「御社と同じ地域のA社様で成果が出た事例です」

所要時間提示

「お時間は3分程度です」

このように、冒頭3秒で“誰から・何のために”が明確になるだけで、相手の警戒が和らぎ、会話の土台がスムーズに整います。

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「部長の○○さんいらっしゃいますか?」と決裁者をフルネームで指名する

決裁者をフルネームで呼びかけるのは、受付での迷いや判断の余地をなくし、最短で本題に入るための基本動作です。
つまり、「誰に繋ぐべきか」をはっきり示すことで、受付の心理的負担を減らし、接続率を高める狙いがあります。
では、なぜ苗字だけでは弱いのでしょうか?
実は、苗字だけでは同姓の可能性や役職の不明確さから、受付が確認作業に入ってしまい、時間も温度感も下がるからです。

たとえば、
「営業部長の“鈴木太郎”さんにお繋ぎいただけますでしょうか」
「御社の“鈴木太郎”部長に先日の件でご連絡しました」
このように、肩書きとフルネームを組み合わせると、相手が迷わず行動できます。
ポイントは、事前に正しい役職と名前を押さえ、落ち着いた声で伝えることです。

項目

例文

フルネーム+役職

「営業部長の鈴木太郎さんはいらっしゃいますか?」

用件を添える

「採用戦略の件で営業部長の鈴木太郎さんに、、」

関係性を示す

「以前ご相談いただいた鈴木太郎部長に、、」

資料送付後の確認

「先日お送りした提案資料の件で鈴木太郎部長に、、」

時間配慮を伝える

「鈴木太郎部長、5分だけお時間よろしいでしょうか?」

このように、明確かつ丁寧な指名は、法人営業のテレアポで第一関門を突破するための実戦的な武器になります。

「御社と同じ業界の□□社で導入が進んでいます」と具体的な社名を出す

同業他社の具体名を出すことは、相手に導入イメージを湧かせる効果があります。
つまり、「自分たちの業界で実際に成果が出ている」という証拠を提示することで、会話が一歩深まるのです。
しかし、営業の場で社名を出すタイミングを間違えると、逆に身構えられてしまうこともあります。
実は、初期段階での信頼感づくりには「情報提供の延長線」で自然に織り込むことが大切です。
たとえば、「業界内での成功事例共有」として伝えることで、営業色を薄められます。

「物流大手が生産性向上で採用する」
「製造業の中堅が人材定着で採用する」

ポイントは、社名を単なる権威付けではなく“自社に置き換えやすい未来像”として提示することです。
以下の例文を参考にしてみてください。

項目

例文

成功事例の提示

「御社と同じ○○業界の△△社様で導入が進んでおりまして」

導入効果を明示

「□□社様では導入半年で稼働率が15%改善しています」

規模感を添える

「従業員300名規模の■■社様でもご活用いただいています」

地域性を加える

「同じ関東圏の○○社様でも採用いただきました」

利用シーンを示す

「□□社様では人材研修の現場でご利用いただいています」

このように、社名の提示は相手の想像を助ける材料として使うことで、会話が一段とスムーズになります。

「御社の営業工数を月◯時間削減できます」と一言で価値を言い切る

営業工数削減とは、商談準備・顧客対応・事務作業などの時間を短縮し、生産性を上げることを指します。
「工数削減」と聞くと抽象的に感じるかもしれませんが、実は数値化すると決裁者の反応は一気に変わります。

たとえば、「月20時間の事務作業削減」「営業1人あたり週5件の訪問追加」のように、効果を明確に伝えるだけで導入検討が進みます。
ポイントは、“どれくらい削減できるか”を最初の一言で言い切り、相手の頭に効果のイメージを焼き付けることです。

項目

例文

効果を数字で示す

「御社の営業工数を月30時間削減できます」

ベネフィットを短く言い切る

「営業訪問を月15件増やせます」

比較対象を提示する

「現在の顧客対応時間を半分にできます」

決裁者視点に立つ

「人件費換算で年間◯百万円の削減です」

このように、数字とメリットを一息で伝えることで、初対面でも「それ、詳しく聞かせて」と引き出せます。

「最近よく聞くのですが」とリアルな課題を投げかける

相手の心を開くには、相手が日頃感じている“現場の困りごと”をこちらから切り出すのが効果的です。
実は、営業の初動で質問を投げかけると、相手は一気に会話モードに入りやすくなります。

たとえば、「最近“採用コストの高騰”って感じませんか?」や「最近“リードの質”が落ちてると感じませんか?」のように、共感しやすいテーマから入ると反応が変わります。
ポイントは、課題感を“こちらから提示”しつつ、相手に続けて話してもらう余白を残すことです。

項目

例文

業界の共通課題を切り出す

「最近“採用単価”が急に上がってきたと聞くのですが…」

数字で課題を示す

「ここ1年で“商談化率”が下がっている声をよく耳にします」

顧客の声を引用する

「同業の○○社さんも“契約更新率”に苦戦されていました」

具体的シーンを描く

「問い合わせは増えてるのに“成約”につながらないと…」

直近事例で距離を縮める

「先週も“展示会後フォロー”が課題だと相談されました」

このように、相手が「うちもそれだ」と感じる課題を先に差し出すことで、テレアポでも自然に会話の主導権を握ることができます。

「10分だけオンラインで共有させてください」と明確な提案をする

「短時間で話を聞けるなら…」という心理を引き出すために、提案時間を最初に明示することは有効です。
実は、相手が抱える“時間的リスク”を先に減らすことで、営業の会話開始率は大きく上がります。

たとえば、「初回商談の導入説明」や「業界比較の事例共有」のように、10分で終わる理由を示すと信頼を得やすくなります。
ポイントは、提案時間と目的をワンセットで提示し、相手に“判断しやすい状況”をつくることです。

項目

例文

時間を明示する

「10分ほどで御社向けの事例をご紹介させてください」

目的を添える

「御社と同規模の企業様の成功事例を比較でお見せしたくて」

時間制約を活かす

「会議前の10分間だけお時間いただけませんか」

即効性を強調する

「たった10分で導入可否の判断材料をご提供します」

このように、提案の入口で“短時間かつ明確な目的”を添えるだけで、相手の反応は驚くほど柔らかくなります。

「水曜か金曜の午前、どちらか空いてますか?」と即決しやすい聞き方にする

日程調整は、聞き方が9割です。
実は、選択肢を絞って提示すると迷いが減り、即答されやすくなります。
営業では、相手が「予定を考える手間」を減らすことで商談化率が上がることがよくあります。

たとえば、
「水曜か金曜の午前、どちらか空いてますか?」
「今週だと木曜か金曜の午後、どちらが動きやすいですか?」
のように、候補日を2つだけ提示して即決の流れを作ることができます。
ポイントは、「自由に決めてください」よりも、こちらが選択肢を準備することで相手の心理的負担を減らすことです。

項目

例文

候補を二択に絞る

「水曜か金曜の午前、どちらか空いてますか?」

今週で絞る

「今週木曜か金曜の午後、どちらが動きやすいですか?」

相手の負担を減らす

「午前と午後、どちらの方がご都合よさそうですか?」

締め切り感を出す

「今週中だと水曜か金曜がご案内しやすいです」

このように、限られた選択肢を自然に提示することで、相手も答えやすくなります。

【業界別13選】新規営業テレアポのトークスクリプト例文集

「IT系」はROIの話から入ると刺さる(万能トーク)

IT系商材の提案では、最初にROI(投資対効果)の具体像を示すことで、経営層の関心を一気に引き寄せられます。
数値を絡めた短期的な効果を先に提示し、その裏付けとなる実例を順番に伝えることで、納得感が高まりやすくなります。

テンプレート例文
〇〇の導入支援を行っております〇〇株式会社の△△と申します。今回、◯ヶ月で投資回収が見込めた事例をもとに、御社にも合わせた形をご提案しております。
  ↓(ROIがすぐ出るのは魅力ですね)
ありがとうございます!たとえば〇〇の導入から1ヶ月目で初期設定と既存データの連携を完了し、2ヶ月目には現場での稼働が始まり、業務工数を⬜︎⬜︎%削減できます。
  ↓(もっと詳しく知りたいです)
御社のように複数部門が連動する業務形態でも、3ヶ月目には◇◇レポートが自動化され、資料作成時間が△△時間分削減されます。
  ↓(具体的な数字がいいですね)
同業の〇〇社様は4ヶ月目で年間◯◯万円のコスト削減につながりました。もしよろしければ、3分ほどで全体の流れをご説明いたしますがいかがでしょうか?

このトークの肝は、「投資額がいつ・どの段階で回収できるのか」を数字と時系列で明確に示すこと。お客さまの頭の中に“導入後の利益の地図”を描かせることが、前向きな判断への近道になります。

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「SaaS」はLTVと継続率が決め手になる

SaaS営業では、契約後の長期的な収益(LTV)と契約継続率を明確に描くことで、初期費用や導入工数に対する不安を軽減できます。
数字と期間をセットで提示することで、顧客が「継続利用したときのリターン」を具体的に想像しやすくなります。

テンプレート例文
〇〇の運用支援を行っております△△株式会社の◇◇と申します。今回、平均LTVが⬜︎⬜︎万円、継続率が◯◯%を維持している事例をもとに、御社にも合う形をご提案しております。
  ↓(それ、詳しく知りたいです)
ありがとうございます!例えば〇〇を導入いただくと、初月で基本設定と部門別アカウントの発行が完了し、2ヶ月目には主要機能を全社で利用開始いただけます。
  ↓(早いですね)
御社と同規模の◇◇社様では、導入から6ヶ月後に継続率◯◯%を達成し、解約率は業界平均の半分以下になりました。
  ↓(具体的な数字がいいですね)
ちなみに、年間で⬜︎⬜︎万円のコスト削減効果が見込まれ、契約更新率は3年連続で◯◯%を維持しています。3分ほどでその内訳をご説明できますが、いかがでしょうか?

このトークのポイントは、初期成果だけでなく中長期の数字を同時に提示すること。お客さまが「長く使うほど得になる」イメージを持つことで、導入判断が前向きになります。

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「コンサル」は実績より信頼関係が優先

コンサル営業では、数値や実績を並べる前に「この人になら任せられる」と感じてもらうことが成果につながります。初回接触から課題共有までの間に、相手の話を引き出す質問や共感のリアクションを重ねることで、距離感がぐっと縮まります。信頼関係が深まれば、提案の中身にも耳を傾けてもらいやすくなります。

テンプレート例文
〇〇コンサルティングの△△と申します。まずは御社の現在の△△に関する状況やお考えをお聞かせいただければと思います。
  ↓(いいですよ)
ありがとうございます。ちなみに、同業の◇◇社様は〇〇の見直しで⬜︎⬜︎%コストを抑えられたケースがありますが、御社では現在どのように△△を進めていらっしゃいますか?
  ↓(なるほど、うちは…)
とても参考になります。伺ったお話をもとに、御社専用の改善シナリオを◯◯パターンご用意できますので、次回簡単に共有させていただければと思います。
  ↓(ぜひお願いします)
ありがとうございます。次回は御社の現状に近い事例を具体的にお持ちしますね。

このトークのポイントは、最初から解決策を押しつけず、相手の状況や価値観を引き出すこと。聞く姿勢と共感の言葉が、数字以上の信頼を生みます。

「小売・EC」は広告費と転換率で勝負する

小売・EC向けの商談では、「広告投資がどのタイミングで売上に反映されるか」を数字と期間で示すことで、導入後の利益イメージを鮮明にできます。広告費と転換率(CVR)の改善をセットで語ると、ROIの根拠が伝わりやすくなります。特に経営層は、◯◯万円の広告費が△△日後に◇◇%の転換率改善につながるシナリオを求めています。

テンプレート例文
〇〇の広告運用支援を行っております○○株式会社の△△と申します。今回、広告費を◯◯万円投下し、△△日でCVRが◇◇%改善した事例をもとに、御社に近い形をご提案しております。
  ↓(それ、詳しく聞きたいです)
ありがとうございます!例えば〇〇を使った広告出稿で、初週は既存顧客向け施策を行い、2週目から新規向けのキャンペーンを展開することで、広告費あたりの獲得単価を⬜︎⬜︎%下げられます。
  ↓(もっと具体的に教えてください)
御社のように複数チャネルを併用している場合でも、3週目には分析レポートで媒体別のCVRが可視化され、費用配分の最適化が可能になります。
  ↓(それは助かりますね)
ちなみに、同業の〇〇社様は4週目で広告ROIが◇◇%向上し、売上も前年同期比⬜︎⬜︎%増加しました。もしよければ3分で全体の流れをご説明できますが、いかがでしょうか?

このトークのポイントは、広告費投入から効果発現までの時間軸を数字付きで語り、相手がROIを自分ごととしてイメージできる状態にすることです。

「教育」は成果データと保護者の声をセットにする

教育分野では、数字だけではなく、保護者や生徒のリアルな声を組み合わせて伝えることで信頼感が一気に高まります。
成果データは客観的な裏付けとなり、保護者の声は感情面に響く要素になります。
両者を短いストーリーとしてつなげることで、「御社の導入後の未来」が具体的にイメージしやすくなります。

テンプレート例文
〇〇の学習支援システムをご提案しております△△株式会社の◇◇と申します。直近、導入後◯ヶ月で成績が⬜︎⬜︎%向上した事例をご紹介できます。
  ↓(それは気になります)
ありがとうございます。たとえば導入から1ヶ月で授業準備時間が約⬜︎⬜︎%削減され、2ヶ月目には定期テストの平均点が△△点アップした学校もございます。
  ↓(具体的ですね)
さらに、保護者の方から「子どもが自分から机に向かうようになった」という声や「家庭学習の習慣がついた」というご感想もいただいております。
  ↓(いいですね)
同様に、御校と近い規模の〇〇中学校では3ヶ月目で欠席率が◇◇%減少しました。もし3分ほどお時間いただければ、具体的な活用方法もお伝えできますがいかがでしょうか?

このトークのポイントは、「数字による成果」と「生の声」をセットで提示すること。数字が説得力を生み、声が共感を引き出すことで、導入のハードルを大きく下げられます。

「不動産」はエリア+利回りの話で一気に入る

不動産営業では、冒頭で「エリアの限定感」と「利回りの具体性」をセットで伝えると、お客さまが一気に自分事として想像しやすくなります。数字があるだけで判断のスピードも早まり、次の質問につなげやすくなります。特に法人向けの場合、地域の成長性や将来の資産価値と絡めて話すことで、導入ハードルが下がる傾向があります。

テンプレート例文
〇〇エリアで利回り△△%前後の物件をご紹介している、○○不動産の◇◇と申します。御社の事業エリアにも近く、今後⬜︎⬜︎年は安定した入居需要が見込める物件です。
  ↓(どんな物件ですか?)
ありがとうございます!たとえば駅から徒歩◯分、築△△年以内で、現状の入居率が◇◇%を維持している案件になります。
  ↓(利回りの根拠は?)
賃料は周辺相場より◯%高く設定しても稼働しており、経費控除後でも年間⬜︎⬜︎万円程度の純収益が見込めます。
  ↓(もう少し詳細を)
ちなみに、同じエリアで直近成約した物件は1年で資産価値が△△%上昇しました。3分ほどで条件と収益シミュレーションをご説明できますが、いかがでしょうか?

このトークのポイントは、「場所」と「数字」をワンセットで提示し、短時間で具体的な利益イメージを持たせること。決裁者が「この条件ならすぐ話を聞こう」と思えるかどうかが勝負です。

「広告代理店」はリード数とCPA改善を強調する

 広告代理店への提案では、「数値で見える成果」を短期間でどう出せるかを具体的に伝えることが大切です。
リード数の増加とCPA改善をセットで語ることで、費用対効果のイメージを鮮明にできます。
お客さまはROIが明確な提案に反応しやすく、比較検討の中でも印象が残りやすくなります。

テンプレート例文
〇〇支援を行っております○○株式会社の△△と申します。今回は、リード数を◯◯%増やしつつCPAを⬜︎⬜︎%改善した事例をもとにご提案させていただきます。
  ↓(それ、気になります)
ありがとうございます!例えば広告配信開始から◇◇週間でクリック単価を△△%抑えながら、獲得件数を◯◯件に伸ばすことが可能です。
  ↓(もっと詳しく聞きたいです)
御社のように複数媒体を運用されている場合でも、◯◯週目には高反応キーワードへ集中投下し、CPAを⬜︎⬜︎円台まで抑えられます。
  ↓(それは助かりますね)
ちなみに同規模の〇〇社様では、◯◯ヶ月で広告予算を据え置きのまま月間リード数が◇◇件増えました。もしご興味あれば、3分で運用の流れをご案内いたしますが、いかがでしょうか?

このトークのポイントは、リード数とCPA改善を同時に提示し、短期間での変化を数字で描くこと。お客さまが「その効果なら試してみたい」と思えるストーリーに落とし込むことが鍵です。

「建設」は現場の手間と品質保証が響く

建設業界の新規営業では、「手間が減る安心感」と「品質保証の見える化」を具体的に伝えることが、経営層と現場責任者の両方に響きます。
導入後の現場オペレーション変化を時系列で示すと、相手は“導入後の姿”を具体的にイメージできます。

テンプレート例文
〇〇の現場効率化システムを提供しております〇〇株式会社の△△と申します。直近、導入3ヶ月で工期短縮と品質安定を実現した事例があり、御社にも合う形でご提案できます。
  ↓(それは興味あります)
ありがとうございます!例えば〇〇の導入から1ヶ月目で図面共有や施工写真の自動整理が可能になり、2ヶ月目には現場ごとの進捗がリアルタイムで確認できます。
  ↓(それは便利ですね)
御社のように複数現場を同時進行されている場合でも、3ヶ月目には検査項目が自動チェックされ、不具合率が△△%低減します。
  ↓(具体的ですね)
ちなみに、同規模の◇◇社様は4ヶ月目で工期が◯◯日短縮され、年間⬜︎⬜︎万円のコスト削減につながりました。3分ほどで導入から効果までの流れをご説明できますが、いかがでしょうか?
このトークのポイントは、現場が楽になる具体像と、品質面の数値を組み合わせて伝えること。相手が「自社の現場」に置き換えて想像できれば、導入意欲は格段に高まります。

「医療・介護」は業務負担の軽減、業務効率化が刺さる

医療・介護の現場では、一人あたりの業務量が多く、日々のタスクが時間を圧迫しがちです。
この業界では、具体的な「負担軽減」と「効率化」の数字や工程を示すことで、導入後の姿をイメージしてもらいやすくなります。
特に、現場の人員不足や記録業務の多さに直結する改善策は、意思決定を後押しする強い要素になります。

テンプレート例文
〇〇システムの導入支援を行っております〇〇株式会社の△△と申します。今回は、現場の業務時間を◯◯%削減した事例をもとに、御施設にも最適化できる形をご提案しています。
  ↓(それは興味あります)
ありがとうございます!たとえば〇〇の導入から1週間で既存データの移行と設定を完了し、2週間目からは日々の記録入力をタブレットで簡単に行えるようになります。
  ↓(もっと具体的に聞きたいです)
御施設のようにスタッフのシフトが複雑な場合でも、3週間目には勤怠と記録を自動で紐づけられ、集計作業が⬜︎⬜︎時間分短縮できます。
  ↓(それは助かりますね)
ちなみに、同規模の◇◇施設様では1ヶ月で年間◯◯時間分の記録業務が削減できました。もしご興味あれば、5分ほどで全体の流れをご説明いたしますが、いかがでしょうか?

このトークのポイントは、「導入から何日後に何が楽になるか」を段階的に示すことです。
相手が自分の施設に置き換えて、改善後の姿を自然に描けるかが成約の分かれ目です。

飛び込み(参考)

飛び込み営業では、最初の10秒で「相手が聞く姿勢になるかどうか」が決まります。要は、突然の訪問でも相手に“得する話かもしれない”と感じてもらえる切り口が必要です。相手の時間を奪うのではなく、「短く、価値ある提案」を入り口にすることで会話が続きやすくなります。ここでは実際に即使える流れをテンプレート化しました。

テンプレート例文
突然の訪問失礼いたします。御社の〇〇部門で△△に時間がかかっていると伺い、業務効率改善提案をお持ちしました。
  ↓(それってどういうことですか?)
ありがとうございます!実際に同業の□□社様では〇〇を導入して⬜︎⬜︎時間分の作業を削減できた事例があります。
  ↓(もう少し詳しく聞きたいです)
御社の◇◇業務に近いので、簡単に比較できるシートをお見せできます。3分ほどいただければ概要をご説明いたしますが、今よろしいでしょうか?
  ↓(いいですよ)
感謝いたします。まず〇〇の仕組みで日々の作業がどれだけ変わるか、具体的な数字を交えてご案内いたします。

このトークのポイントは、「短時間で伝わる共通の課題」と「事例ベースの即効性」を組み合わせること。相手が“これは自分に関係ある話だ”と直感できるように工夫することが大切です。

セミナー(参考)

セミナー営業では、「学びの場」を入口にしながら、相手に“自分に役立つ情報だ”と自然に感じてもらうことが大切です。単なる宣伝ではなく、相手が持ち帰れる具体的なヒントを最初に提示することで、信頼関係が生まれやすくなります。さらに、過去参加者の成果を織り交ぜると、聞き手が“自分もそうなれるかもしれない”と想像しやすくなります。ここでは実際に即使える流れをテンプレート化しました。

テンプレート例文
来週開催する〇〇セミナーでは、△△業界の最新事例を交えて、売上向上成功事例をご紹介いたします。
  ↓(それってどんな内容ですか?)
ありがとうございます!具体的には□□社様が〇〇を活用して⬜︎⬜︎%のコスト削減につながった取り組みをご紹介します。
  ↓(うちにも関係ありますか?)
御社の◇◇部門の課題にも近い内容ですので、すぐに参考にできると思います。ご参加いただければチェックリスト形式の資料も無料でお渡しします。
  ↓(それは助かりますね)
もしよろしければ、今この場でお申し込みフォームをお送りできますが、いかがでしょうか?

このトークのポイントは、「参加する理由を最初の一言で提示」し、「他社事例と即実用の特典」を掛け合わせること。聞き手が“これは自分ごとだ”と自然に腹落ちする構成が重要です。

展示会(参考)

展示会では、初対面の相手が多いため「短時間で関心を引きつけ、次のアクションにつなげる」ことが大切です。具体的な数値や同業他社の事例を織り交ぜることで、相手の頭に残りやすくなります。さらに“その場で小さな一歩”を促すことで、後日の商談化につながる確率が高まります。

テンプレート例文
今回、展示会で□□業界の企業さまに◯◯をご紹介したところ、△△日以内に打ち合わせに発展した事例があります。
  ↓(それは興味深いですね)
ありがとうございます!たとえば御社で◯◯を活用いただくと、初月から⬜︎⬜︎時間分の作業削減につながる可能性があります。
  ↓(もっと具体的に聞いてみたいです)
同じ□□業界の◇◇社さまでは、導入3ヶ月目で月間△△件のデータ処理を自動化し、担当者の残業がほぼゼロになりました。
  ↓(実際の話は説得力ありますね)
もしよければ、この場で5分ほど全体像を共有いたしますが、ご都合いかがでしょうか?

このトークのポイントは、「短時間で具体的な成果を示し、自然に次の場へ誘導すること」。展示会は一度きりの接点だからこそ、具体的成果事例をコンパクトに語ることが信頼獲得につながります。

テレアポ(参考)

テレアポは「短い時間で興味を引き、断られにくい切り口を提示する」ことが重要です。相手の業界課題を先に言語化して共感を得ると、話を続けてもらえる確率が上がります。さらに導入企業の成果を数字で添えると“試す価値がある”と感じてもらいやすくなります。

テンプレート例文
突然のお電話失礼いたします。御社と同じ□□業界で◯◯を導入いただいた企業さまが、導入後△△ヶ月で⬜︎⬜︎時間分の業務効率化を実現されています。
  ↓(それはどんな仕組みですか?)
ありがとうございます!たとえば御社の〇〇部門では、日々の△△作業を自動化することで◇◇%の工数削減が可能です。
  ↓(なるほど、それは興味あります)
実際に□□社さまでは、わずか◯◯週間で成果が見え始めました。もし15分だけいただければ、具体的な進め方を画面でご案内できますが、ご都合いかがでしょうか?

このトークのポイントは、冒頭で業界課題共感を出し、すぐに「成果数字」を伝えること。相手に“自分ごと”として想像してもらうことで、アポイント率が大きく変わってきます。

新規営業テレアポのトークスクリプトで気をつけたい事

「取引先っぽい口調」は信頼を一瞬で失う

 初対面の相手に、古くからの取引先のような馴れ馴れしい口調で話すと、一気に距離を置かれてしまいます。
なぜなら、相手がまだ築けていない信頼関係を前提にされたと感じ、不信感や警戒心を持つ可能性が高いからです。

営業トークの例
顧客「今日はどんなご用件で?」
営業「いや〜いつもお世話になってます!例の件でね」→NG
営業「本日は〇〇の件でお時間いただきました。まずは簡単に背景を共有させてください」→OK

このように、初期段階では丁寧さと明確な目的提示が信頼構築の土台になります。
距離を縮めるのは、相手が「安心して話せる」と感じてからのほうが自然です。

「自社目線の押し売り」は秒で断られる

 商品説明を一方的に話し続けると、相手は「売り込み臭」を瞬時に感じ取ります。
これは、相手の課題や状況を置き去りにしたまま、自分の都合だけを押し付けてしまうからです。

営業トークの例
顧客「今は特に困っていないんですよ」
営業「そうですか。でも弊社は業界トップで…」→NG
営業「そうなんですね。ちなみに、今のやり方で不便を感じる場面はありますか?」→OK

こうして、相手が話したくなる質問を投げることで、本音や潜在ニーズが見えてきます。
“話す”より“聞く”に時間を割くほうが、結果的に受注率は上がります。

「またお電話します」で何も残らない通話になる

 「またお電話します」は、次の約束も信頼も残せない“空振りの終わり方”です。
この言葉で切ると、相手は次の連絡を待たず、記憶からあなたの存在が薄れていきます。
なぜなら、期限も目的もない連絡予告は「営業の都合」でしかなく、相手の行動を促す要素がゼロだからです。

営業トークの例
顧客「今日はちょっと忙しいです」
営業「ではまたお電話します」→NG
営業「承知しました。では明日15時に、Aプランの見積りをご用意してお電話してもよろしいでしょうか」→OK

次の連絡は必ず日時・目的・提供価値を明確に伝えるほうが、通話後に相手の記憶に残り、行動にもつながります。

新規営業テレアポのトークスクリプトを作成する3つのメリット

「商談化率」が数字で読めるようになる

数字で見える化されることで、感覚頼みの営業から一歩抜け出せます。
結果が曖昧なままだと、改善点も次の一手も手探りになりがちです。
「何となく良かった」や「手応えがあった」という主観を、数字が冷静に裏付けてくれます。
例えば、テレアポから商談につながった割合を追えば、声のトーンや切り返しのタイミングなど、成果に直結する要素が見えてきます。

・「架電から商談までの転換率」を記録して傾向を掴む
・「断られた理由」を分類して改善点を把握する
数字は、営業活動を次の成功につなげる“地図”のような役割を果たします。

「相手の話」を聞く余裕が生まれる

相手の言葉をしっかり受け止められる時間が増えると、商談の空気が驚くほど柔らかくなります。
自分の頭の中で次に何を話すかを必死に探す必要がなくなり、相手の表情や声色に意識を向けられるようになります。
特にテレアポでは、相手の反応を読み取る力が成果を左右します。
用意したスクリプトがあることで、言葉を紡ぐ負荷が減り、自然と質問や共感の言葉が増えていきます。

・「会話の余白」を作ることで、相手の感情を汲み取りやすくなる
・「聞き返しの一言」を用意して、相手の話を深く掘り下げられる
相手の話を引き出す余裕があるかどうかが、関係構築のスピードを変えていきます。

「属人化せず売れる」TheModel型営業チームがつくれる

一人のトップ営業に依存しない体制が整うことで、チーム全体の売上が安定します。
特定の人だけが成果を出せる状況では、退職や異動で一気に数字が落ちるリスクがあります。
TheModel型は、役割分担とプロセスの標準化によって、誰が対応しても同じ質で商談を進められるのが特徴です。
新人でもスクリプトとプロセスに沿えば成果を出しやすく、経験差によるパフォーマンスのブレが減ります。

・「商談プロセスの見える化」で全員が同じ道筋で進められる
・「成功パターンの共有化」で再現性の高い営業活動を実現する
営業の成果を属人化させず、組織全体の底上げにつながる仕組みがTheModel型の価値です。

新規営業テレアポのトークスクリプトを活用する際に3つの気をつけたいこと

「棒読み感」が出ると一気に冷められる

 声が機械的に聞こえると、相手の興味は一瞬で離れてしまいます。
電話越しの第一印象は声の抑揚と間で決まることが多く、内容以前に「温度感」が伝わらないと、こちらの意図が届きません。
特に新規営業のテレアポでは、相手はあなたの存在を初めて知る場面です。
だからこそ、スクリプト通りに読むのではなく、会話として自然に響く“ゆらぎ”を作ることが大切です。

・「一言目のトーン」を意識して、柔らかく入り相手の耳を引き寄せる
・「間の取り方」を工夫して、情報を消化する余裕を与える
声に温度を乗せるだけで、相手の反応率は想像以上に変わってきます。

「相手の反応(温度感)」に合わせて話を変えられるかがカギ

相手の温度感を瞬時に感じ取り、その場で話の流れを変えられるかが商談成功の分かれ目になります。
声のトーンや間の取り方、返答の速さなど、温度感は言葉以外の情報からも読み取れます。
一方的に台本通り進めると、相手の心が離れてしまうことがあります。
その場で「興味が高まっている」と感じたら、事例や数字を具体的に盛り込み、「まだ慎重だ」と思えば安心材料を増やすなど、会話の質を柔軟に変える意識が大切です。

・「反応の間」を観察して、理解度や関心度を測定する
・「声の抑揚」を変えて、温度感に合わせた会話を展開する
相手の心の温度計を読むことが、トークスクリプトを“生きた会話”に変える第一歩になります。

「切り返しトーク」を準備しておくだけで心がラクになる

事前に切り返しを用意しておくと、相手から予想外の反応が返ってきても、心が揺れずに話を続けられます。
テレアポでは、相手の第一声が想定外だと一気に頭が真っ白になることがありますが、あらかじめ「こう来たらこう返す」という流れを決めておけば、焦りが消え、声のトーンも安定します。
切り返しは相手を論破するためではなく、会話の温度を保ちつつ本題に戻すための道具です。実際、反応に詰まらず返せるだけで、相手が最後まで話を聞く確率は大きく上がります。

・「想定される断り文句」に合わせた返しをメモにまとめておく
・「共感+質問」で会話をつなぎ、再び本題に誘導する
こうした準備があるだけで、電話を切られる恐怖がぐっと減り、安心して商談に臨めます。

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