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最終更新日

【21選】売れる新人営業を育てるための目標設定例・テンプレ付き

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「新人営業の目標、なんとなく立てていませんか?」
「頑張れ」だけでは売れるようにならない──それ、上司も新人も本音では分かっています。
営業の成果は、最初の“目標設計”で8割決まると言っても過言ではありません。
「目標を立てたのに、育たない」「何を設定すればいいのか分からない」──その悩み、今日で終わりにしましょう。
この記事では、即現場で活かせる“育成と成果を両立させる目標設定”の方法を徹底解説します。

本記事を読むと分かること
・新人営業の目標設定をする3大目的(自走・無駄防止・基準の明確化)
・“売れる新人”を育てる7つのポイント(KPI分解・SMART・フェーズ管理)
・現場で使える!5種類の目標(定性・状態・行動)

現場の営業担当者だけでなく、営業責任者必見の内容です。
「もっと詳しく教えて欲しい」「これ、うちにも当てはまるかも」と思った方は、ぜひ営業のプロ集団「スタジアム」に無料で相談してみましょう!

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新人営業職によくある目標設定21選(穴埋め式テンプレート)

  1. 毎営業日〇件の新規架電を行い、〇週間で計〇件達成する。
  2. 今週中に先輩営業の商談に〇回同行し、トーク展開を学ぶ。
  3. 今月中に新規アポからクロージングまで〇件、自分主導で完結させる。
  4. 毎日朝〇分間、自社商材の理解を深めるインプットを継続する。
  5. 初回訪問から〇日以内に次回アポを取得する割合を〇%に維持する。
  6. 今週中にトークスクリプトの録音を〇本作成し、改善点をメモする。
  7. 毎週〇件、提案資料を作成・修正し、上司にフィードバックをもらう。
  8. 営業日報を毎日〇行以上記録し、週末に振り返りを実施する。
  9. 商談用アジェンダのテンプレートを〇パターン作成し、1ヶ月以内に実用化する。
  10. 今月中にクロージングの成功パターンを〇件抽出し、自分の型として整理する。
  11. 商談ヒアリングにて〇分以内に相手の主要課題を聞き出す練習を〇回行う。
  12. 今月中に競合で失注した商談を〇件分析し、反論トークを〇パターン用意する。
  13. 紹介経由のアポイントを〇件獲得し、翌月のパイプラインに追加する。
  14. 担当案件すべてを週〇回棚卸しし、1on1で報告・相談を行う。
  15. クレーム対応を〇件実施し、改善提案と謝罪文をセットで対応完了する。
  16. 商談失注時の理由を全件記録し、月末までに〇分類して共有する。
  17. 商談後のお礼メール返信率を〇%以上に引き上げ、追客率向上を図る。
  18. 毎朝〇分間、業界トレンドと競合情報を音読して習得する習慣を30日続ける。
  19. 提案内容を〇分以内で説明できるよう、毎週〇回ロープレを実施する。
  20. オンライン商談の録画を〇回確認し、声・表情・背景の改善点を抽出する。
  21. 今月中に顧客から「ありがとう」と言われた営業体験を〇件記録する。

上記の目標設定は スマートの法則に基づいて作成するのが効果的です。

SMARTの法則とは、目標設定を効果的に行うためのフレームワークで、目標達成に必要な5つの要素を指します。具体的には、Specific(具体的)、Measurable(計測可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性)、Time-bound(期限付き)の頭文字を取ったものです。

SMART法則のポイント

S(具体的):誰が、何を、どのように行うかを明示

M(測定可能):〇で数値管理ができる

A(達成可能):新人の現場レベルに合わせた実行可能な設計

R(関連性):営業成果・信頼構築・提案精度にすべて直結

T(期限設定):〇日・〇週・〇ヶ月などで期限を明確化

このように、あなたの目標達成をより確実なものにするために、SMARTの法則をぜひ活用してみてください。

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新人営業の目標設定をする3つの目的

新人が自走する仕組みをつくる

新人が自走するとは、指示がなくても自ら課題を見つけ、改善に向けて動き続けられる状態を指します。
つまり、「やらされて動く」のではなく、「自分の意志で動ける」ように育てるということです。
けれども現場では、「何をすればいいか分からない」と足が止まってしまう新人も少なくありません。
実は、行動量が足りないというより、行動の“判断軸”がないことが原因で迷いが生まれていることが多いです。
たとえば、「初回訪問の議事録を毎回フィードバックする」「日報で“明日の仮説”を必ず書かせる」など
ポイントは、自走できる仕組みを“仕組み化”して、行動と振り返りをルーティンにすることです。
仕組みさえあれば、新人は一人でも“動ける営業”に変わっていきます。

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「育成コストのムダ」をなくすために判断軸を持たせる

育成コストのムダとは、「手間はかけたのに伸びない」状態を指します。
つまり、教える側と動く側で“成果の基準”がズレているということです。
けれども実際は、「何を良しとするか」が新人に伝わっていないことがほとんどです。
実は、やることではなく、“どう判断するか”を教えていないだけの場合が多いです。
たとえば、「商談後のヒアリング内容を5項目で統一する」「初回訪問で“受注に足りないもの”を必ず仮説化する」など
ポイントは、現場で使える“判断の型”をつくり、それを共通言語にして伝えることです。
育成に迷わない仕組みがあれば、時間も指導もブレなくなります。

「評価基準の明確化」で上司も納得できる育成をする

評価基準の明確化とは、「何ができれば合格か」を具体的に示すことを指します。
つまり、感覚や印象でなく“共通のモノサシ”で育成の進捗を見える化することです。
けれども現場では、「この子は伸びてると思うんだけど…」と曖昧なまま報告が終わる場面も多いです。
実は、それぞれの基準がバラバラなせいで、上司と現場の評価にズレが生まれてしまっているだけなのです。
たとえば、「初回アポで“次回設定率が70%超え”している」「3回目商談で“競合比較を自ら切り出せる”ようになっている」など
ポイントは、行動と成果を両面から数値・言語で定義し、誰が見ても納得できるようにすることです。
基準が見える育成は、現場も上司も安心して任せられるようになります。

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新入営業に目標設定をするべき3つの理由

「KPI設計」で営業活動の迷走を防げる

KPI設計とは、「営業活動を目的と行動に分解し、進捗を可視化する仕組み」です。
つまり、ゴールに対して“どの数字を追うか”を明確に決めておくことです。
けれども実際は、目標が「受注数」だけで、日々の営業活動が曖昧なまま進んでいるケースもあります。

実は、数字が悪いからではなく、“どの数字が悪いのか分からない”ことで営業が迷走してしまうことがあります。
たとえば、「初回アポ率が下がった理由を振り返る」「商談数が減った原因を数値で分析する」など、
問題の在りかをKPIで見える化することで、行動が変わってきます。

ポイントは、「結果」ではなく「プロセス」に紐づくKPIを設計することです。
KPI設計は、営業が自分で課題を言語化できる状態をつくってくれます。
数字の迷路で立ち止まってしまったら、まずは「どの数字が先に崩れたのか?」から一緒に振り返ってみてください。

「モチベーション」を高めることにつながる

モチベーションを高めるとは、「営業としての行動や成果に前向きなエネルギーを注げる状態をつくること」です。
つまり、やらされ感ではなく、自分の意思で動ける心理状態を育てるということです。
けれども実際は、「何をすれば成果が出るのか分からない」と感じ、気持ちが折れてしまう新入営業も少なくありません。

実は、モチベーションが低いのではなく、“手応えのある行動ができていない”だけのこともあります。
たとえば、「商談ごとの目標を事前に決めて動く」「アポ件数を1日単位で記録して可視化する」など、
自分の行動が“数字で意味づけされる”だけで、前向きな姿勢が生まれやすくなります。

ポイントは、「成果」ではなく「努力の量や質」に対して達成感を感じられる仕組みをつくることです。
日々の動きがただの作業に感じたときは、一度KPIと行動の関係を見直してみてください。
モチベーションは気合いではなく、数字を味方につける工夫から育てていけるかもしれません。

「期待値調整」で未達成を減らすことができる

期待値調整とは、「相手との認識のズレをあらかじめ埋めておくコミュニケーション」のことです。
つまり、営業側と顧客側の“こうなるはず”を事前にすり合わせるということです。
けれども実際は、「そんなつもりじゃなかった」と言われ、想定していた受注が未達に終わることもあります。

実は、成果を逃す原因のひとつが、“合意すべきことを曖昧にしたまま進めた”ことにある場合もあります。
たとえば、「導入時期の合意を最初の商談でとっておく」「意思決定の基準を事前に確認する」など、
合意形成を前提に営業プロセスを設計することで、見込みの精度が一気に高まっていきます。

ポイントは、「合意をとる」ではなく「ズレをなくす」ための対話を丁寧に行うことです。
期待を合わせるだけで、未達だった数字が“実現可能な約束”へと変わっていきます。
営業の信頼は、期待の解像度をどれだけ高くできるかで決まるかもしれません。

売れる新入営業の目標設定7つのポイント

「訪問件数・アポ率」など“行動KPI”を細かく分解する

行動KPIの分解とは、営業活動における「訪問件数」「アポ率」「提案数」などを、それぞれ要素ごとに細かく切り分けて、ボトルネックを可視化することです。
つまり、成果の裏にある“行動の量と質”を見える形にすることで、改善の手がかりをつかむということです。

けれども実際には、「訪問しているのに受注につながらないのはなぜ?」と悩む新入営業も多くいます。
実は、結果が出ないのではなく、“どこで止まっているか”が見えていないだけというケースもあります。

たとえば、「商談化率が低い原因を初回接触の温度感で分類する」「訪問後フォローのタイミングを棚卸しする」等

ポイントは、ただ数をこなすのではなく、“なぜ増えたか・減ったか”の理由を言語化することです。
行動を細かく見直せば、次の一手がより具体的に見えてきます。

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「フェーズ管理」で見込み顧客の熱度を言語化できるようにする

「たぶん前向き」そんな感覚だけで追いかけて、結局失注したことありませんか?
商談が“動いてる風”に見えても、実は足踏みしてること、よくありますよね。
フェーズごとの指標を決めておけば、顧客の「今どれくらい本気か」が一目でわかります。
熱量が見えれば、注ぐ時間とエネルギーの配分もブレません。
曖昧な温度感を、そろそろ言葉にしてみませんか?

・「稟議の流れ」が具体化したら、「社内承認プロセスの可視化」で前進を判断する
・「担当者の言葉」が「〜検討しておきます」から「〜確認します」に変わったら、「意思決定フェーズへの移行」と捉える

営業は、感覚ではなく“判断軸”を持つことで、精度が一気に上がります。
案件の“熱”は、肌で感じるより、言葉で測るほうが強いです。

「SMARTの法則」で目標があいまいにならないようにする

「とりあえず今月は頑張ります」──そんな目標、気づけば形だけになっていませんか?
営業の現場でありがちなのが、数字があるようで“意味のない目標”を立ててしまうこと。
だからこそ、目標設計には「SMARTの法則」が効果を発揮します。
具体性と実行性がセットになっていれば、日々の行動にも確かな軸が生まれます。
自分の目標、曖昧な言葉でごまかしていないですか?

・「月○件の初回アポ」を「3週間以内」に設定すると「期限と具体数」で行動に落とし込める
・「紹介経由での受注1件獲得」を掲げると、「測定可能かつ達成現実性」によって自走力が高まる

“やる気”ではなく“設計”が行動を変えます。
目標に“芯”を通すと、進む道に迷いがなくなります。

「提案数・受注率」の“成果指標”で自分の弱点を可視化する

成果指標の可視化とは、「提案数」や「受注率」といった最終成果の数字から、自分の営業プロセスのどこに課題があるかを明確にすることです。
つまり、結果として見える数字を“分解して逆算”することで、自分のどこがボトルネックかを特定するということです。

けれども実際には、「受注が少ない=提案が足りない」と思い込んで、やみくもに提案数を増やすだけになっていないでしょうか?
実は、問題は「数」ではなく「質」にある場合も多く、例えば“提案の刺さり方”や“見積の出すタイミング”に差が出ているケースもあります。

たとえば、「受注率が低い提案の構成を比較する」「失注案件の理由をエクセルで棚卸しする」等

ポイントは、成果指標を“結果”で終わらせず、“改善材料”として扱うことです。
数字が示すのは弱点ではなく、次に打つべき打ち手のヒントかもしれません。

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「フェーズ管理」で見込み顧客の熱度を言語化できるようにする

フェーズ管理とは、見込み顧客の検討状況を「今どこにいるか」で明確にする考え方です。
つまり、感覚ではなく“言葉”で熱度をそろえるということです。

けれども現場では、「たぶん大丈夫です」と曖昧な共有で、次の打ち手がズレてしまうことが多いです。
実は、フェーズが言語化されていないと、行動も判断も属人的になってしまいます。

たとえば、「決裁者と話せたら“比較中”と記録する」「稟議の流れを聞けたら“決裁前”と分ける」等

ポイントは、フェーズを“動詞”で定義しておくことです。
何を聞けたか、何をしてくれたか、それが行動につながる営業の共通言語になります。

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「週次での1on1」で“ズレの修正”を即時にできるようにする

「ちゃんとやってるつもりだったのに…」そんなすれ違い、思い当たりませんか?
営業はスピード勝負なのに、認識のズレが放置されると成果に直結してしまいます。
週1回の1on1があるだけで、そのズレを“その場”で直せるようになります。
方向性の確認と行動の見直しを短いサイクルで繰り返すことで、ミスの大きさも防げます。

例えば

・「1週間の活動ログ」をもとに、「事実ベース」で評価と軌道修正ができるようにする
・「目標に対する障害」をその場で共有すると、「改善策の即決」でストレスも減らせる

ズレは、放置されるほど深くなります。
“早めに気づく場”を作るだけで、結果の差がどんどん広がっていきます。

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「売上目標だけにしない」ことで行動改善につなげられるようにする

数字だけを追っても、動き方が見えなければ前に進めません。
「売上目標」はゴールではなく、辿り着くための“設計図”があってこそ意味を持ちます。
新入営業こそ、行動を具体化しないと、迷いや空回りが増えてしまいますよね。

例えば

・「接触件数」を日単位で区切ると、動きにリズムが出る
・「ヒアリング率」を追うと、提案の質に変化が生まれる

目標は、“やったかどうか”が分かる形にすると改善が始まります。
売上より先に、動きを整えることで結果はついてきます。
何をやるかを決めてこそ、営業は動き出せるのかもしれません。

「期限内で達成可能」な目標にすり合わせる

高すぎる目標は、やる気を削ぎ、逆に動けなくなってしまいます。
特に新入営業にとって「いつまでに」「どれくらい」が見えていないと、ただ焦るだけになりがちです。
行動量とスキルのバランスを踏まえた“達成可能な目標”があるからこそ、自分の成長スピードを実感できます。

例えば

・「30日で○件訪問」のように、具体的な「期限と数字」で設定する
・「初回商談化率20%」など、自分に合った「基準値」でハードルを整える

目標は、頑張れば届く“少し背伸びした高さ”がちょうどいいのかもしれません。
「やれば届く」を積み重ねることで、自信も成果も少しずつ形になっていきます。

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新入営業社員におすすめの5目標

定性的目標

定性的目標とは、「成果」ではなく「姿勢」や「行動の質」に目を向けた目標のことです。
つまり、“どんな営業になりたいか”を、行動で語れる形にすることが大切です。

けれども現場では、「丁寧に対応する」「相手に寄り添う」といった抽象的な言葉で止まってしまい、動きに落とし込めないまま終わることが多いです。
実は、それが“やったつもり”を生んでしまい、商談の精度が上がらない原因になることもあります。

たとえば、「毎回“決裁者の名前”を確認する」「初回訪問で“現状の課題”を3つ聞き出す」など、
行動に変換された目標であれば、営業力は着実に鍛えられていきます。

ポイントは、“気持ち”を“習慣”に言い換えることです。
口だけの理想よりも、手を動かす具体策のほうが、チームの空気も確実に変えてくれます。

今日はまず、「やりたい」ではなく「何をするか」で目標を語ってみるのがいいかもしれません。

定性的目標

定性的目標とは、「成果」ではなく「姿勢」や「行動の質」に目を向けた目標のことです。
つまり、“どんな営業になりたいか”を、行動で語れる形にすることが大切です。

けれども現場では、「丁寧に対応する」「相手に寄り添う」といった抽象的な言葉で止まってしまい、動きに落とし込めないまま終わることが多いです。
実は、それが“やったつもり”を生んでしまい、商談の精度が上がらない原因になることもあります。

たとえば、「毎回“決裁者の名前”を確認する」「初回訪問で“現状の課題”を3つ聞き出す」など、
行動に変換された目標であれば、営業力は着実に鍛えられていきます。

ポイントは、“気持ち”を“習慣”に言い換えることです。
口だけの理想よりも、手を動かす具体策のほうが、チームの空気も確実に変えてくれます。

今日はまず、「やりたい」ではなく「何をするか」で目標を語ってみるのがいいかもしれません。

状態目標

状態目標とは、「あるべき営業の状態」を目指すための行動設計のことです。
つまり、“いつもこうあれるようにする”という営業の土台づくりを意味します。

けれども現場では、「集中力を保つ」「前向きに動く」といった抽象的な目標に終わりがちで、結局は行動に結びつかず形骸化してしまうこともあります。
実は、成果が出る人ほど、“コンディションを整える仕組み”を意図的に作っています。

たとえば、「朝イチに“提案先の整理”を済ませる」「昼の商談前に“仮説フレーズ”を口に出す」など、
自分の調子を整える“習慣の仕掛け”を持っていることで、ぶれずに動くことができます。

ポイントは、「成果を出す自分」を先に作ることです。
気合いや感情に頼らず、一定の状態を保てる仕組みが、勝ちパターンを支えてくれます。

気分ではなく“仕組みで動ける自分”をつくることが、状態目標の真の価値かもしれません。

行動目標

行動目標とは、「何をどれだけやるか」を明確にした、営業の動きを決める指標のことです。
つまり、“結果を出すために必要な行動量”を、具体的な数や回数で定めるものです。

けれども現場では、「とにかく動く」「数を当たる」といった曖昧な目標になりがちで、動いているのに成果が出ない…という悩みがよくあります。
実は、“何を何件”という単位で管理するだけで、行動の精度と再現性は大きく変わります。

たとえば、「週に“初回訪問10件”を実施する」「1日“仮説提案3本”を仕込む」など、
営業プロセスの“どこをどれだけ”動かすかが見えると、無駄なく手数を積み上げられます。

ポイントは、「やったかどうかが一目でわかる」レベルまで行動を分解することです。
感覚での自己評価ではなく、“数字で振り返れる行動”が、次の打ち手につながります。

動いたつもりではなく、動いた“証拠”が残る一日をつくることが、成果への近道になるかもしれません。

定量的目標

定量的目標とは、「数値で成果を測れるゴール」のことです。
つまり、“何件”“何%”“いくら”といった、誰が見ても同じ基準で判断できる目標です。

けれども現場では、「月間●件受注」など大きな数字だけを掲げて、日々の行動に落とし込めていないケースが意外と多いです。
実は、定量目標は“逆算”してはじめて意味を持ちます。

たとえば、「1件受注に必要な“商談数を5件”と設定する」「週に“新規アポ15件”を確保する」など、
成果から逆算して“今やるべき数字”にブレイクダウンすると、動きに迷いがなくなります。

ポイントは、“数字で自分を主語にできる目標”を持つことです。
他責でも気合いでもなく、「今週あと何件やればいいか」が見えている状態が強いです。

目標は掲げるものではなく、“達成のために動かすもの”と捉えることが、数字に強い営業の第一歩かもしれません。

成果目標

成果目標とは、「営業として最終的に得たい結果」を数値で示したものです。
つまり、“受注件数”や“売上金額”といった、行動の先にあるゴールそのものです。

けれども現場では、「売上を上げる」「受注を増やす」といった大枠の目標だけで終わってしまい、達成の道筋が見えないまま動いていることがあります。
実は、成果目標は“動いた結果の到達点”ではなく、“逆算して設計すべき起点”でもあります。

たとえば、「月末までに“受注3件”を決める」「今期中に“売上1,000万円”を積む」など、
数字を明確に置いたうえで、「そこに向けてどの商談を動かすか」を週単位で見直すことが鍵になります。

ポイントは、成果を「待つもの」ではなく「つくりにいくもの」と捉えることです。
日々のアクションと数字を接続できたとき、はじめて目標が営業の武器になります。

今どの数字が足りていないのか、自分の手で“コントロールできる指標”に分解してみることが、成果を引き寄せる第一歩かもしれません。

新入営業の目標設定の立て方4つの手順

「アポ・商談・受注」の流れを分解して具体的な数字目標を立てる

数字目標が曖昧だと、行動も成果もブレやすくなります。
まずは営業プロセスを「アポ数→商談数→受注数」と3段階に分けてみてください。

これは、「何を・どれだけやれば成果に近づくか」を見える化する作業です。
ポイントは「受注から逆算すること」。月5件の受注が目標なら、商談は15件、アポは45件必要というように、過去の自分やチーム実績をもとに現実的な係数で分解することが重要です。

よくあるのが、全体感だけで“月50件アポ取ります!”と宣言してしまうケース。これでは、商談化率や受注率が不明なので、何が足りないかも見えてきません。

具体的には、
「平均アポ取得率は○%」→「1日何件TELすれば1アポ取れるか」→「週で何件アポが必要か」と、
1日単位の行動に落とし込むことがコツです。

まずは“数字を分解して、行動に変換する”ことから始めてみてください。

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「1件の商談で何を得るか」を明確にして行動目標に落とし込む

商談は“終わらせる場”ではなく、“次に進む材料を持ち帰る場”です。
「何を聞ければ次に進めるか?」を事前に決めておくことがスタートになります。

ここでのポイントは、「会話を増やす」よりも「持ち帰る情報を決めておく」こと。
たとえば、「決裁者の名前」「導入時期」「競合との比較軸」など、“提案準備に直結する3つの情報”を狙いにいく意識が鍵です。

ありがちなのが、話が盛り上がって終わったけど、次に何をすべきか見えないパターン。
これでは、毎回ゼロから積み直しになってしまいます。

具体的には、「この商談では●●を聞き出す」と紙に書いてから臨むだけで、話の流れも組み立てやすくなります。
話す内容ではなく、“得る内容”に焦点を当ててみてください。

1件の商談を“前進の材料集め”に変えるだけで、営業の質はぐっと上がります。

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「自分の言葉で語れる目標」を設定する

数字を追うだけでは、心がついてこないことがあります。
だからこそ、“自分の言葉で語れる目標”に落とし込むことが大切です。

ここで言う「自分の言葉」とは、「なぜそれを達成したいのか?」「それが叶ったらどうなるのか?」を、自分の感情で語れる状態のこと。
ポイントは、会社や上司に言われた数字を“自分ごと化”することです。

よくあるのが、「月●件の受注」とだけ書いて満足してしまうケース。
これでは、壁にぶつかったときに踏ん張る理由が見えなくなってしまいます。

具体的には、「今月5件決めて、初めて担当する大型案件につなげたい」など、行動の先に“自分なりのストーリー”が見える形にするのがコツ。
毎日の行動に“意味”が生まれると、目標が行動に変わります。

誰かの目標ではなく、“自分の言葉で言える目標”を、まず一行で書き出してみてください。

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【売れる営業術】成功する人は「目標設定」をこう決める

「週1回の1on1」で目標のズレと成長ポイントを見直す仕組みをつくる

どれだけ良い目標を立てても、日々の業務に流されると“ズレ”が生まれます。
そのズレを小さいうちに修正するのが「週1回の1on1」の役割です。

ここでのポイントは、「進捗の報告」ではなく、「目標とのギャップ」と「次に伸ばしたい力」を言語化する時間にすること。
会話の中で、自分でも気づいていなかった“引っかかり”が見えてくることがあります。

よくあるのが、面談が“雑談か反省会”で終わってしまうパターン。
それでは、翌週の行動に何も活かせず、モヤモヤだけが残ります。

具体的には、「先週の仮説は正しかったか?」「この1週間で一番うまくいったことは?」といった問いかけを軸に、話を整理すると効果的です。
毎週“1ミリでも前進した実感”を得ることが、継続の原動力になります。

1on1を“反省の時間”ではなく“未来を整える時間”に変えていきましょう。

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「新人の営業目標の設定から工夫しているのに成果が出ない」――そんな悩みを抱えていませんか?
どれだけ真剣に目標を立てても、現場では「結局どう動けばいいのか」が見えなくなってしまうこと、ありますよね。
特に新人営業のうちは、目標が数字でしか見えておらず、行動にまで落とし込めずに迷子になりがちです。
でも、それはあなただけではありません。多くの企業で、同じ壁にぶつかっています。
だからこそ、「現場で実践してきた営業のプロ」の視点が必要なのです。
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