営業代行の戦略的活用により従来推移2倍のパフォーマンスを実現。
能動的な提案と改善を通じて成果創出を加速
弥生株式会社 様
本記事は、フィールドセールス支援をご活用いただいているユーザー様のインタビューです。
創業以来、中小企業や個人事業主向けの業務ソフトを提供。2023年に「弥生 Next」シリーズを立ち上げ「中小企業を元気にすることで、日本の好循環をつくる。」というミッションのもと、事業者の業務効率化を支援するサービスを幅広く展開している弥生株式会社。
今回は、クラウド成長推進部 人事労務GTMチームの皆様にお話を伺いました。

Point
- 戦略的活用によりアップセル率2倍を実現
- 課題を特定し改善提案から実行までを一気通貫で推進
- 現場で得た情報を事業戦略やプロダクト改善への即時還元を可能に
弥生株式会社様について
まず始めに、「弥生 Next」シリーズの特徴と皆様のミッションについてお伺いできますでしょうか。
【住澤様】
弥生は、1978年の創業以来、長きにわたり中小企業や個人事業主の皆様に寄り添い、バックオフィス業務を支えるソフトウェアを一貫して提供してきました。主なユーザーは、個人事業主から従業員20名規模までのスモールビジネス層が中心となっています。
長年親しまれてきたデスクトップソフトに加え、クラウドサービスも提供。2023年からは新ブランドとして「弥生 Next」シリーズを始動させました。その先陣を切った「弥生給与 Next」に続き、現在は同サービスから派生した「弥生勤怠 Next」や「弥生労務 Next」も単独のプロダクトとして順次ラインナップに加わり、提供を開始しています。
私個人のミッションとしては、 データの『入口から出口』までの設計を担い、重要KPIの可視化などデータ基盤整備・分析を推進しています。そこから得た示唆を具体的なアクションへと落とし込み、課題特定から打ち手の実行まで、データドリブンな事業成長を一気通貫で支援しております。
【河内山様】
私は現在、プロダクトおよび事業全般を統括しており、主にPL責任を担っております。次年度の予算立案をはじめ、営業・マーケティングの両部門と密に連携しながら、いかに目標数値を達成しコミットしていくかという戦略の舵取りが私のミッションです。
さらに、プロダクトの機能開発から、それらを市場へ浸透させるための販売戦略の策定まで、横断して幅広く指揮を執っております。
私たちの活動の根底にあるのは、単なる給与計算ソフトのクラウド置換ではなく、お客様に人事労務業務全般のDXという本質的な価値をお届けするという強い思想です。バックオフィス業務のあらゆる工程を包含し、一気通貫で支援できる体制の構築を常に目指しています。
【寺前様】
私のミッションは「弥生勤怠 Next」のプロダクト機能の推進に加え、実際の市場展開や現場での運用課題の解消を通じた拡販戦略の策定まで、領域を横断して幅広く担当することです。
「弥生勤怠 Next」は非常に多彩な機能を備えており、従来のアナログな管理体制に課題を持つスモールビジネス層への対応はもちろんのこと、ミッドマーケット層以上のニーズにも十分に対応可能な高いポテンシャルを秘めています。こうしたプロダクトの強みを最大限に活かし、市場を切り拓いていくことが私の役割です。
【中村様】
私は現在、「弥生労務 Next」において、プロダクトの機能開発の推進から、市場への浸透・導入拡大に向けた戦略立案までを横断的に担っています。「弥生労務 Next」は、120種類を超える豊富な帳票作成機能や高度なワークフロー機能を備えており、ミッドマーケット層において、その利便性が飛躍的に高まります。
こうしたポテンシャルを持つプロダクトを通じて、ターゲットとなる企業様へ労務管理のDXという本質的な価値を届けていくことが、私の重要なミッションです。
営業代行の活用について
営業代行を活用しようと思われた背景や当時の課題感について教えていただけますでしょうか。
【河内山様】
「弥生給与 Next」の展開を加速させる中で、マーケティング施策によるリード獲得や商談の機会は潤沢に創出できていました。しかし、それらを着実に成果へと繋げるための営業リソースが不足している状況にありました。
プロダクトの市場浸透に向けた機運が高まる一方で、限られたリソース下では給与単体の提案に終始してしまい、勤怠や労務領域まで踏み込んだ組織的な営業体制を構築できずにいました。
私たちが掲げる人事労務全般のDXという本質的な価値を届けるためには、給与・勤怠・労務の包括的な提案を通じて、バックオフィス全体の効率化を支援することが不可欠です。この理想の状態を最短で実現すべく、営業代行の活用へと舵を切りました。
自社での採用・育成や配置転換では組織の垂直立ち上げに時間を要しますし、過去に実施した派遣活用においても、教育コストや習熟度の観点から期待したパフォーマンスの維持に課題がありました。今回、私たちが最優先事項として求めていたのは立ち上がりのスピード感と確実な成果をコミットできる即戦力性です。
そのため、高度なノウハウと確かな実績を兼ね備えた営業代行という選択肢が、最善の策であると確信しました。
比較された中でどこが決め手となりスタジアムを選んでいただいたかお聞かせいただけますか。
【河内山様】
選定の過程では、数多くの営業支援企業を多角的に比較・検討いたしました。その中で、スタジアムさんを最終的なパートナーとして選んだ決定打は、人事労務領域のSaaSプロダクトに関する圧倒的な知見の深さと、専門性を備えていた点にあります。
この領域におけるソリューション提案は、単に機能を説明するだけでは成立しません。お客様の潜在的な課題を的確に紐解き、労務管理に優先的に着手すべきか、あるいは勤怠管理との併用を提案すべきかといった、高度な現場判断が常に求められます。領域特有のノウハウが乏しければ、提案の質が損なわれるだけでなく、都度の確認作業が頻発し、弊社の管理工数が増大する懸念もありました。
その点、スタジアムさんはエフアンドエム様をはじめ、親和性の高いプロダクトにおいて豊富な成功実績を積み上げられていました。人事労務の本質を熟知した精鋭メンバーの皆様であれば、私たちのプロダクトを安心してお任せでき、市場を共に切り拓いていける最高のパートナーであると確信いたしました。

(左から)住澤様、河内山様、中村様、寺前様
実際に稼働開始してからの変化やどんな成果を感じていらっしゃるかお伺いさせていただけますでしょうか。
【河内山様】
定量・定性の両面において、想定を遥かに凌駕するパフォーマンスを発揮していただいており、非常に手応えを感じております。特に、勤怠や労務領域へのアップセル率は、従来の推移と比較して約2倍という驚異的な飛躍を遂げることができました。
重要指標に掲げている目標MRRに対しても確実な遂行能力を発揮していただいており、まさに共創パートナーという立ち位置で、現場の知見を能動的にフィードバックしていただける点に非常に助けられています。おかげさまで次なる戦略の策定も極めてスムーズに進行できており、強固な協力体制を築けていると実感しております。
【住澤様】
定例会議における進捗の管理においても、単なる結果の報告に留まらず、成果の有無を問わずボトルネックの精緻な抽出と改善プロセスの徹底を能動的に実施していただいています。さらに、単なる内諾の獲得というフェーズを超え、最終的な受注・成約に至るまで深くコミットしていただけるため、投資対効果の観点からも信頼感を抱いております。
【寺前様】
勤怠領域においては、単一のホワイトペーパーから創出されたリードに対しても、丁寧なヒアリングを能動的に実施していただいています。その結果、お客様自身も気づいていない潜在的な課題を的確に紐解き、最終的には給与領域まで踏み込んだ総合的な提案によって、確実な受注・成約へと繋げてくださっています。
また、商談における失注要因の分析や、競合製品に対する具体的な不満点といった、現場の生きた情報を即座に可視化してフィードバックしていただける点も非常に心強いです。こうした現場の知見を、次なる販売戦略の策定やプロダクトの機能開発にダイレクトに還元できるため、まさに密に連携し合える関係性を確立できていると感じています。
【中村様】
労務領域では、社内リソースのみでは専門的な営業体制の構築が困難な領域でしたが、親和性の高いプロダクトでの経験を持つメンバーさんに加わっていただいたことで、非常に心強い支援をいただいております。
複雑な労務知識を前提としたコミュニケーションが可能なため意思疎通が極めてスムーズであり、日々の対応履歴も詳細まで見える化していただけるため、プロジェクトの進捗を正確に把握できています。さらに、提供リストの有効活用についても、スタジアムさん側から能動的な改善案を次々と提案していただけるため、戦略の精度を高める大きな助けとなっております。
今後の展望について
今後の弥生様の展望と、共に実現していきたいことをお伺いできますでしょうか。
【河内山様】
私たちの今後の展望は、人事労務領域において、スモールビジネス層からミッドマーケット層に至るまで、シェアナンバーワンの地位を確立することです。
その目標達成に向け、スタジアムさんには、既存の給与ユーザー様に対して勤怠や労務領域を包含したバックオフィス全体のDXという本質的な価値を届けていただくことを期待しています。単なる新規リードの獲得に留まらず、お客様の潜在的な業務課題へ深く踏み込んだ総合的なご提案を、今後とも継続していただきたいと考えております。
さらに今後は、カスタマーサクセス領域における戦略的な連携も視野に入れています。弊社のパートナーである税理士・社労士の先生方の中には、長年親しまれてきたデスクトップ版からクラウド版への移行に対し、操作手順や業務再現性の観点で不安を抱かれているケースも少なくありません。
こうしたパートナー様やその先のエンドユーザー様に対し、高度な製品レクチャーから導入支援、そして運用の定着までを一気通貫で伴走していただく予定です。給与明細の発行をはじめとする実務が円滑に遂行される状態まで責任を持ってコミットしていただくことで、既存ユーザー様のクラウド移行と紹介の好循環を、より強力に加速させていきたいと考えております。
最後に、どのような課題を持つ企業様へスタジアムをおすすめしたいと感じますでしょうか。
【河内山様】
スタジアムさんの素晴らしいところは、単に言われた業務をこなすだけでなく、現場の知見を活かして自ら改善策を提案し、能動的にアクションしてくれる真摯な姿勢です。
一般的な営業代行会社では指示された範囲の稼働に終始することが少なくありませんが、スタジアムさんは事業の成功を自分事として捉え、自ら考えながらプロジェクトを力強くリードしてくれる実行力を持っています。
単なるリソースの補完ではなく、事業目標の達成に向けてプロの視点から対等に議論し、共に歩んでいけるパートナーをお探しの企業様にとって、これ以上ないほど心強い存在だと確信しています。

